「掃除ができない人は仕事ができない」って本当?その4つの理由とは?

「掃除ができない人は仕事ができない」ってよく言われますよね。

しかし掃除ができないことと、仕事ができるかどうかは関係がないと思う人もいるでしょう。

そこで今回は、「掃除ができない人は仕事ができない」と言われる理由について解説していきます。

「掃除ができない人は仕事ができない」と言われる4つの理由

「掃除ができない人は仕事ができない」という話は、絶対にそうだという話ではありませんが、掃除ができない人は仕事に必要な能力が欠如していることもあります。

そのため、「掃除ができない人は仕事ができない」という話は実際に当てはまることが多いのです。

では、掃除ができない人に欠如している能力とはどのようなものなのでしょうか。

1.やらなければならないことを先延ばしにする

「掃除ができない人は仕事ができない」と言われる理由は、先延ばしにする癖があるからです。

掃除は毎日少しずつしていれば、それほど時間がかからず綺麗な状態を維持できますよね。

しかし掃除ができない人は、後からやればいいと毎日先延ばしにした結果、汚い状態を放置することになります。

すぐに完了させる必要のない仕事でも、先延ばしにすることで余計な負担がかかり、時間内にすべてを完了させることが難しくなることがありますよね。

それにより他の人に迷惑をかけてしまうこともあります。

先延ばしにする癖は、仕事にも掃除にも悪影響を及ぼしてしまうため、「掃除ができない人は仕事ができない」と言われてしまうのです。

2.段取りが悪い

掃除ができない人は、段取りが悪いという特徴があることで、仕事ができないと言われてしまうこともあります。

掃除ができない人は、何をどういう順番で片付ければいいのか、頭の中で組み立てるのが苦手なことが多いのです。

そのため、いつまでも掃除をせず、汚い状態を放置してしまいます。

仕事をこなすためには、頭の中で何を最優先してやるべきか、どういう順番でやったら一番効率が良いか考える必要がありますよね。

それができないと、仕事でも結果を出せなくなってしまうため、掃除ができない人は仕事ができないと言われてしまうのです。

3.他の人の目を気にしない

「掃除ができない人は仕事ができない」と言われるのは、他の人の目を気にしないからという理由もあります。

自分の部屋ならまだしも、職場のデスクなどが散らかっていれば、周囲の人に良い印象を与えないですよね。

「不潔な人」と思われてしまい、人間関係にも影響を与えてしまう可能性があります。

また、クライアントなどにそれを見られてしまえば、やはり悪い影響を与えてしまうでしょう。

しかしそのような状況でありながらデスクを片付けないというのは、それだけ人の目を気にしていないということですよね。

相手の気持ちがわからなければ、相手のニーズに応じた仕事を行うこともできません。

そのため、仕事内容によっては仕事ができない人になってしまうのです。

4.仕事への誇りのなさ

「掃除ができない人は仕事ができない」と言われるのは、仕事に対するプライドがないからです。

ワークスペースを大切にしていない人は、自分の仕事にプライドを持っていないということでしょう。

清潔で整理整頓されたワークスペースはプロ意識を示し、自分の仕事と仕事の質を大切にしていることを示します。

ワークスペースが散らかっていると、整理整頓が行き届かず、ミスを誘発する可能性もあります。

こだわりがある人ほど、そのような面でもこだわりを持つものです。

仕事への意識が低ければ、それだけ仕事の能力も低いとみなされてしまいます。

そのため、仕事ができない人と言われてしまうのです。

例外はある

「掃除ができない人は仕事ができない」というのは、実際には当てはまらないこともあるでしょう。

実際に、物がたくさんあったほうが、創作意欲が湧くという話もあります。

しかし創作とは無縁の仕事をしている場合、やはり掃除ができるかどうかが、仕事ができるタイプかどうかを示していることもあるものです。

そのため、せめて職場のデスクくらいは整理整頓するようにしたほうがいいです。