優しい人は突然消えることが多いものです。
優しい人は職場に突然来なくなったり、恋愛関係にある相手のもとから消えてしまったりすることがあります。
そこで今回は、優しい人が黙って去る理由を解説していきます。
優しい人が黙って去る理由4つ
優しい人が突然消えるのは、優しい人にある特別な心理がその理由となっていることが多いです。では、その特別な心理とは何なのでしょうか。
1.ずっと我慢していた
優しい人が黙って去る理由としては、ずっと我慢していたというものがあります。
優しい人は相手の悪口を言ったり、自分の意見とは違うことがあったりしても、それをあなたに伝えないですよね。
それを我慢するからこそ、あなたは自由に行動でき、相手を優しい人だと認識します。
しかしそのストレスはなくなったわけではありません。
心の中にずっと溜め込んでいるのです。
そしてそれをずっと溜め続けると、いつか限界がやってきてしまいます。
そこであなたから離れることを決意し、何も言わずに去っていってしまうのです。
2.あなたを否定できなかった
あなたを否定できなかったというのも、優しい人が突然消える理由です。
優しい人は相手を否定することができません。
相手を傷つけるようなことを言ったり、悪いところを伝えたりしないからこそ、優しい人ですよね。
しかしあなたと別れることになれば、自分の不満を言ったり、あなたの悪いところを指摘しなければいけなかったりします。
それができないため、優しい人は突然消えるのです。
言ってくれれば改善の余地がありますが、その希望を相手は感じなかったのでしょう。
相手を傷つけたくないからこそ、黙って去るというさらに傷つける行為を行うのです。
3.自分が悪いと決めつけた
自分が悪いと決めつけたというのも、優しい人が黙って去る理由です。
優しい人は相手に非があったとしても、「きっと自分が悪いんだ」と自分のせいにしてしまうところがあります。
優しい性格ですので、相手の非を認めることができず、自分の非にするのです。
あなたのもとから相手が離れたいと思ったとき、本当はあなたに非があるにも関わらず、相手は自分に非があると思ったのでしょう。
自分が悪いという感覚になれば、自分がいなくなるべきという判断をくだしますよね。
自分を悪にすることで、「こんな人間と一緒にいても幸せになれないだろう」という考えになるため、優しい人は黙って去っていくのです。
4.優しい自分のままでありたい
優しい自分のままでありたいというのも、優しい人が黙って去る理由です。
優しい人は、自分が優しい人間であることを自覚しています。
場合によっては、それが自分の自信になっていることもあるでしょう。
優しいということをステータスだと思っており、それが自分のアイデンティティでもあるのです。
しかし、あなたと別れることになれば、優しい自分ではいられなくなりますよね。
嫌だったことを言わなければなりませんし、大喧嘩になってしまうかもしれません。
そうなれば、自分が優しい人ではなくなってしまいます。
そこでそれを避けるために、優しい自分のままでいながら離れるという手段を取ったのです。
これは優しさというよりも、完全に自分のためにやっていることですので、優しい人のエゴということになります。
自分勝手な優しさ
優しい人が黙って去る理由について解説してきましたが、優しい人は相手のためというよりも、自分自身のために黙って去ります。
それは相手のためを思った優しさというよりも、自分勝手なエゴです。
表面的には優しく見えても、その中身は怖い部分もあり、その結果一番相手が傷つく行動を取ることもあるため、注意が必要です。