邪念を払う方法が知りたい人も多いでしょう。
煩悩や雑念を持たず、物事に集中したいものですが、なかなか捨てることはできないものです。
消すことを意識すればするほど、煩悩や雑念はわいてきてしまいます。
そこで今回は邪念を払う対処法をご紹介したいと思います。
新しい自分に生まれ変わるために、活用しましょう。
邪念を捨てる5つの方法
ではさっそく、邪念を捨てる方法を紹介していきましょう。
これを参考にして、物事に集中できるようにしてくださいね。
1.いったんリセットする
邪念を払う方法としては、いったんリセットするということが大切です。
邪念が多い場合、それを消そうと思ってもなかなか消せません。
「しっかり集中しなければ」と思えば思うほど、邪念が入り込んでしまい、集中できなくなってしまいます。
忘れたいことほど忘れられなくなってしまうのと同じで、邪念も払おうとすればするほど、増幅するものなのです。
しかしここでいったん、思考をリセットできれば、スムーズに物事に集中できるようになります。
頭の中が空っぽになるため、新しい思考を入れやすくなるからです。
ここで大切になってくるのは、邪念をいったんリセットさせる方法。具体的なその方法とは、
『欲を満たす』
ということです。たとえば、
- 欲しい物を探して購入する(購買欲)
- 部屋を片付ける(秩序欲求)
- ネット上で落ち込んでいる人を探して励ます(救助欲求)
- 数学の難しい問題を解く(達成欲求)
というように、どんな欲でも良いので満たしてあげてください。
男性であれば、もう1つの代表的な欲求が想像できるでしょうが、それでもかまいません。
自分の好きなことや物を欲っする状況を作り出せば、瞬時に思考はそのことでいっぱいになります。
欲しい物のことや、難しい問題のことだけしか考えなくなるのです。
そして実際に購入したり、問題を解いたりすれば、その欲はなくなります。
すると、いつの間にか先ほどまで頭の中にあった邪念もなくなりますよね?
一番簡単で有効な対処法ですので、邪念を消すために試してみてください。
2.雑念を考え尽くす
煩悩や雑念が多い人は、考え尽くすことで、物事に集中できるかもしれません。
煩悩や雑念が湧いてくると、多くの人はそれを考えないようにします。
「集中しなきゃ」と思うのですが、結局それはかなわず、煩悩や雑念に押し潰されてしまうのです。
そもそも、煩悩や雑念が湧いてくるのは、あなたの中に、そのことについて考えたいという欲求があるからです。
つまり、煩悩や雑念を消すためには、欲求を抑えなければなりません。
しかし欲求は抑えるほどに増幅するもの。
そこで良い対処法となるのが、欲求を消化するという方法です。
あなたが考えたいことを、とにかく考え続けてください。
そして考えに考えて、結論を出してしまいましょう。
人間は同じ思考を持ち続けるのが難しいため、邪念も考え続ければ、いつかなくなります。
つまりは、
『邪念に飽きる』
ことを促したり、考え尽くすことで答えを出してしまうという方法なのです。
そうすることで、考えなければならない事柄がなくなり、物事に集中できるようになります。
3.紙に書く
邪念を捨てる方法としては、紙に書くのもおすすめです。
あなたの中にある邪念はどのようなものでしょうか?
- 好きな人のこと
- 悪口を言われたこと
- 不安に思っていること
- 楽しみにしていること
様々なパターンがありますよね。
人の心の中にある、言いたいけど言えないものは、どんどん蓄積していくものです。
それが邪念となり、物事への集中力を奪ってしまいます。
つまり、あなたが考えていることを、
『誰にも言えていないこと』
が原因となっているのです。
そこでおすすめなのが、紙に書くという方法。
これを行うことで、誰かに自分の悩みを話したときのように、心の中のモヤモヤを消化することができます。
カウンセリングなどにも利用される方法ですので、試してみてください。
4.危機感を覚える
煩悩や雑念を消す対処法として、危機感を覚えるというのも良いです。
煩悩や雑念を消して物事に集中したいということは、それだけやらなければならないことがあるのでしょう。
勉強や仕事、人によってその物事は異なりますが、頑張らなければならないのに、煩悩や雑念に邪魔されてしまうことは、よくあることです。
そこで、もしも勉強や仕事をやらなかった場合、どうなるか想像してみてください。
上司に怒られたり、成績が下がってしまったりと、あなたに起きる危機を明確に感じとることができるのではないでしょうか?
この対処法は、
『自分で自分の心を脅す』
という方法です。
自分の想像力で危機感を発生させることができれば、勉強や仕事に集中できるようになるため、試してみてください。
5.情報を遮断する
邪念を払うためには、情報を遮断するということも大切です。
いつもどのようなことがキッカケで、雑念や煩悩が湧いてくるでしょうか。
多くの場合、テレビやネットなどで他の情報に触れたときや、集中が途切れた瞬間です。
思考というものは、数珠繋ぎで物事を考えます。たとえば、
- 「プレゼント」というキーワードをきく
- その場面を想像する
- 自分にその状況を当てはめる
- 好きな人のことを考える
というような流れで、煩悩や雑念は湧いてくるのです。
そのため、煩悩や雑念が湧くキッカケとなる情報を入れないようにすれば、そもそもこのようなものが湧くことを防ぐことができます。
テレビやネットを見ないことはもちろん、スマホの電源を切っておいても良いでしょう。
誰かからLINEが来ると、それで集中力が途切れ、雑念が湧いてしまいますので一石二鳥です。
シンプルで有効な対処法ですので、試してみてくださいね。
邪念とうまく付き合っていこう
邪念が湧いてしまうのは、仕方のないことです。
人間なのですから、誰もが同じ経験をしているでしょう。
大切なのは、邪念を受け入れ、うまく付き合っていくこと。
捨てたり、払ったリということばかり考えず、うまく邪念を消化し、自分の思い通りに操れるようにしましょう。