嫌いな人に執着する人っていますよね。
嫌いなのであれば無視したり、関わらないようにしたりすればいいのですが、そうはせずに叩いたり、攻撃したりする人がいます。
そこで今回は、嫌いな人に執着する人の心理について解説していきましょう。
なぜ嫌いな人に執着するの?無視すればいいのに…
なぜか嫌いな人にとにかく執着するという人がいますよね。
嫌いなのであれば、普通はその人と関わらないようにしたり、無視したりと、なんとか距離をとろうとします。
しかしあえて嫌いな人に執着して、叩いたり、攻撃したりする人もいるものです。
このような人はネットの中に特に多いのですが、なぜこのようなことをするのか謎ですよね。
嫌いな人を見ていれば、それだけでイライラしてしまうため、本人にも得がなさそうです。
では、嫌いな人に執着する人には、いったいどのような心理があるのでしょうか。
嫌いな人に執着する人の心理3つ
嫌いな人に執着してしまう人は、なぜそのようなことをするのでしょう。ここからはそのような人の心理を解説していきます。
1.嫌いな人を利用して承認欲求を満たしている
嫌いな人に執着する心理としては、嫌いな人を利用して承認欲求を満たしているというものがあります。
例えば、相手が周囲の人からも嫌われている人だったり、世間的に嫌われている人だったりすると、その人を否定したり、攻撃したりすれば同意してくれる人がたくさんいますよね。
その人を叩くことで褒められたり、素晴らしい意見だと称賛されたりすることもあります。
つまり、嫌いな人を否定することで、自分自身の承認欲求を満たすことができるのです。
このような心理の場合、その人を嫌いという気持ちも当然ありますが、それ以上に満たされたいという気持ちのほうが強い状態となります。
言ってみれば、そこまで嫌いというわけでもないのです。
自分自身の心を満たすために、嫌いな人を利用しているということですので、かなりしつこく嫌いな人に執着することになります。
2.正義を行使するのは気持ちが良い
正義を行使するのは気持ちが良いというのも、嫌いな人に執着する心理です。
嫌いな人に対する攻撃は、自分の中では正しいことですよね。
本当は間違ったことだとしても、「相手が悪いから」という理由付けを自分の中ですることができるため、その人の中だけでは正義の行いとなります。
ネット上には正義を振りかざし、他人を攻撃するような正義モンスターとも呼べる人がたくさんいますよね。
実はこのような行動をするのは、正義のもとに他人を攻撃をするのは気持ちが良いからだという研究結果があります。
悪を攻撃することで、脳内でドーパミンが分泌され、快楽を感じることができるのです。
そのため、嫌いな人への攻撃をそのような気持ち良さを感じるために行っている人もいるのです。
3.憎しみや逆恨み
憎しみや逆恨みによって、嫌いな人に執着する人もいます。
嫌いな人に何かをされたことで被害を被ったり、人生が大きく傾いたりすれば、それにより大きな恨みを持つことになりますよね。
ここまで強い感情を持つと、人はそれを発散せずにはいられません。
嫌いな相手が幸せに暮らしているだけでイライラしてしまうため、なんとか相手を不幸にしたいと考えます。
自分と同じように、相手も不幸にならなければ不公平だという考えがあるからです。
そのため、憎しみや恨みで執着する人は、しつこくその人に執着するため注意が必要です。
自分自身のために攻撃してくる
嫌いな人に執着する人は、自分自身の快楽のために執着しているパターンがほとんどです。
それを考えれば、嫌いという感情はそこまで強くないということになります。
しかし自分自身のためにやっているからこそ執着心が強く、いつまでも攻撃をしてくるものですので、かなり厄介な存在です。