ありがとうと言い過ぎる人をうざいと思う人も少なくないでしょう。
なんでもありがとうと言う人が職場にいたり、やたらありがとうと言う友人がいたりすると、なぜいちいちありがとうと言うのだろうと思いますよね。
そこで今回はありがとうを連呼する人の理由や心理を解説していきます。
職場にいる「ありがとう」と言い過ぎる人がうざい
職場にいる同僚や友人の中で「ありがとう」と言い過ぎる人がいるということもありますよね。
「ありがとう」という感謝の言葉は、基本的に良い言葉とされますし、積極的に人に対して使っていく言葉とされています。
しかしあまりにもそれを言い過ぎると、うざいと感じてしまうものです。
例えば、電話をしたら「電話をかけてくれてありがとう」、普通に友達として遊んだだけなのに「一緒に遊んでくれてありがとう」というような感じです。
正直、わざわざお礼を言われるようなことではありませんし、「ありがとう」と言われることでその相手に精神的な距離を感じてしまいますよね。
それが友達であれば、「友達と思われていないのか」とも思ってしまいます。
また、「ありがとう」という言葉がすごく軽い言葉になってしまい、本当に感謝されたときに嬉しく感じられなくなってしまうものです。
明らかに不自然な「ありがとう」という言葉の使い方ですので、やはりうざいと感じてしまう人もいます。
では、なぜこのような人は、「ありがとう」と言い過ぎてしまうのでしょうか。
「ありがとう」を連呼する人がうざい!その理由や心理とは
「ありがとう」を連呼する人は、なぜそのようなことをするのでしょう。ここからはその理由や心理を解説していきます。
1.人に嫌われるのが怖い
「ありがとう」を連呼する人の心理としては、人に嫌われるのが怖いというものがあります。
昔にイジメられていたり、孤独を経験していたりというような、人間関係のトラウマがある人は、人から嫌われることを極端に怖がるものです。
そうなると、できるだけ人に嫌われないように、相手に好かれるための立ち振る舞いをするようになります。
その一つが、しっかりお礼を言うということなのですが、それを意識するがあまり、必要以上に「ありがとう」と言い過ぎているのでしょう。
しかし何か悪気があるわけではありませんし、むしろその人はあなたに好かれたいと思っています。
その人なりの気遣いということですので、優しく接してあげると良いでしょう。
2.礼儀正しい自分が好き
礼儀正しい自分が好きというのも、「ありがとう」と連呼する理由です。
「ありがとう」という言葉をしっかり言える人は、礼儀正しく、素敵な人というのが一般的な認識ですよね。
その人は自分がそのような人間になりたくて、意識的に「ありがとう」という言葉を使うようにしているのでしょう。
しかしとにかく「ありがとう」と言わなければという意識で使っていたり、本当に感謝しているわけではなくても自分自身の評価を上げるために使っていたりするため、使いどころを間違えてしまうのです。
そのため、周囲の人は違和感を感じることになり、うざいと思われてしまいます。
3.口癖になっている
口癖になっているというのも、ありがとうを連呼する理由です。
家族のルールや、習い事の中で、「ありがとう」という言葉をしっかり言うことを教育されることもありますよね。
また、宗教や占い師の教えで、ありがとうと言うべきだと言われることもあります。
このようにして日常の中でたくさん「ありがとう」という言葉を使っていれば、それが口癖になっていくものです。
そのため、本人もそれほど意識せず、たくさん「ありがとう」と言っていることもあります。
これが理由でありがとうと言っている場合、正直、そこまで感謝の気持ちを持っているわけではありません。
ただの口癖で言っているだけですので、ほとんど無感情でありがとうと言っています。
特に気にする必要はないため、スルーできるのであればスルーしておきましょう。
スルーしよう
ありがとうを連呼する人がいるとうざいと思ってしまうかもしれませんが、特に害があるわけではないですよね。
それで何か被害を受けるわけではありませんし、気にしなければ嫌な気持ちになることもありません。
やっていること自体は悪いことではないため、変に怒ってしまうとあなたが悪者扱いされることもあります。
そのため、ありがとうを連呼する人のことが気になっても、できるだけスルーするようにしましょう。