家族よりも他人を大事にする、旦那や妻がいるという人もいるでしょう。
また、あなた自身が身内よりも他人を優先するタイプだということもあるかもしれません。
そこで今回は、家族より他人を大事にする人の心理を解説していきます。
身内よりも他人を優先する家族がいる…
身内よりも他人を優先する家族がいるということもありますよね。
旦那が家庭をまったく顧みず、他人との予定ばかりを優先する。
妻が夫や子供のこと以上に、他人からの目を気にする。
あなた自身が家族よりも他人のことを大事にしてしまう。
このようなことがありますよね。
他人を大切にするということ自体は悪いことではありませんが、家族のことをおろそかにするというのは問題ですよね。
家族と仲が悪いなどの事情があれば、その気持ちもわかりますが、そうではないという場合、なぜそんなことをするのか理解できないものです。
ではなぜ、このような人は家族よりもまったく関係のない赤の他人を大切にするのでしょうか。
家族より他人を大事にする心理3つ
家族よりも他人を大事にする人には、共通する様々な心理があります。では、その心理とはどのようなものなのでしょうか。
1.周囲の目が気になる
家族より他人を大事にする心理としては、周囲の目が気になるという心理があります。
周囲の人の目を必要以上に気にしてしまう人っていますよね。
自意識過剰な部分があり、常にしっかりしていなければいけないという意識が強かったり、恥をかくことを異常に嫌ったりするのです。
しかし自意識過剰な人も、家族の前ではどう見られるかを気にしないものです。
そのため、家族よりも他人の目が気になってしまい、結果として家族よりも他人を大事にしてしまいます。
また、この心理を持つ人が親になると、子供に対して「人に迷惑をかけてはいけません」と強く言ったり、周囲の人から羨ましがられるような子供であることを強制したりすることもあります。
いわゆる、毒親になってしまいやすいタイプの人ですので、注意が必要です。
2.家族への甘え
家族への甘えというのも、家族より他人を大事にする人の心理です。
家族に対しては、一番ワガママになれる部分がありますよね。
友達や同僚の前では、ある程度自分を良く見せたいという思いがあるため、人間関係を壊さないためにも気を使う部分があります。
しかし家族に対して気を使うことはないという人は多いでしょう。
それは、家族だから絶対に見捨てられないという安心感があるからです。
しかしそれを別の言葉に言い換えれば、甘えでもありますよね。
家族という関係性に甘えて、家族のことを雑に扱ってしまっています。
このような心理は誰にでもあるものですが、あまりにもその度合いが強すぎると、家族のことをまったく顧みず、友達や同僚というような他人のほうを大切にしてしまいます。
しかし心の底ではやはり家族のことが大切という思いがあるため、いざとなればその思いが表面化することになるでしょう。
3.家族への諦め
家族への諦めというのも、家族より他人を大切にする人の心理となります。
家族とあまりに仲が悪かったり、家族から愛情を感じられなくなったりすることがありますよね。
そのような人は、家族以外のところに愛情を求めます。
親と仲の悪い子供、夫婦仲が良くない妻、家庭に居場所がない旦那など、様々な人がいますよね。
このようにして愛情を与えられるはずの人から与えられないと、その絶望感もあいまって、より強く愛情を求めてしまいます。
つまり、単純に家族のことが嫌いだから、他人のほうを大切にするのです。
この心理で家族以外のことを大切にする人があなたのパートナーという場合、離婚や家出のようなことも起こり得るため、注意しておいてください。
本当に他人のために尽くす人もいる
家族より他人を大事にする人は、結局のところ自分自身のためにそのような行動を取ります。
他人のために優しくしているように見えて、満たされたいのは自分自身なのです。
本当に人に優しくすることを自分の使命とし、その煽りとして家族を蔑ろにしてしまう人もいますが、そのような人はかなり希少ですので、基本的には今回紹介したような心理を持っているのだと理解しておきましょう。