結婚の前兆となる倦怠期と別れのキッカケになる倦怠期の5つの違い

「最近、なんだか倦怠期ぎみ」

と、感じているカップルも少なくないでしょう。

倦怠期にはカップルが結婚する前兆になるケースと、別れのきっかけになるケースとがあります。

ここではその倦怠期が、結婚への前兆か、別れのきっかけかなのかを見極めるための、チェックポイントをご紹介します。

いっしょにいるとき穏やか?

最初のチェックポイントは、二人でいっしょにいるときの雰囲気や、お互いの心理状態です。

デートしている時やいっしょに部屋にいるとき、おおむね穏やかな雰囲気でいられるなら、結婚の前兆となる倦怠期である可能性が高いと考えていいでしょう。

ある程度、長い付き合いになって、付き合い始めの頃のように、心がときめかない状態になっているのが倦怠期です。

そんな状態にあっても、いっしょにいることがけっして苦痛ではなく、二人して穏やかにいられるというのは、それだけお互いのことを、人生を生きる上で、必要なパートナーと感じている証拠でしょう。

逆に、いっしょにいるときにギスギスした雰囲気になったり、ちょっとしたことで衝突ばかりしてしまうなら、別れのきっかけになる倦怠期と考えられます。

相手のことが心配になる?

倦怠期というと、お互いの愛情が冷めてしまっているというイメージがあるかもしれません。

しかし、結婚の前兆になる倦怠期の場合、付き合い始めのころのようなレベルのものではありませんが、しっかり恋愛感情が残っています。

それをチェックするためポイントは、相手のことが心配になるかどうかでしょう。

  • 相手が風邪をひくなど体調を崩した
  • なんとなく元気がない
  • 浮気しているのではないか不安
  • 自分に対する気持ちが冷めたのではないか心配

お互いに、このようなことで相手の体や心が心配になるようなら、結婚の前兆である倦怠期の可能性が高いです。

逆にそういう心配をまったくしなくなっているようなら、別れのきっかけになる可能性の方が大きいでしょう。

スキンシップをとる?

倦怠期になると、デートもマンネリになり、

「最近、いつもおうちデートばっかり」

ということになりがちです。

しかし、その倦怠期が結婚へつながっているケースも少なくないです。

それを見きわめるポイントは、「スキンシップ」となります。

たとえば、おうちデートをしている時、いっしょにテレビやDVDなどを見ながら、なんとなくスキンシップするような場合は、結婚に近い倦怠期と考えられます。

口で言わなくても、スキンシップは何よりの愛情表現ですから、それをお互いにできるというのは、二人の関係が深まっている証拠と考えていいでしょう。

逆に、スキンシップを生理的に嫌がるようになったら、結婚よりも別れが近いです。

つらいときに会いたくなる?

「付き合いたてのころは毎週末必ずお泊りデートしていたけれど、最近は会わない週末も多くなった」というケースも多いはず。
つまり、倦怠期になると会う頻度が減る傾向にあるのですが、ポイントは、「つらい時に会いたくなるか」ということです。

人間、精神的につらいときには、一番大事な人、一番頼りにできる人に会いたくなるものです。

たとえば、

  • 仕事でミスをして落ち込んでいる
  • 家族の中に何か問題が生じた
  • 友達との関係がうまくいかない

などがあります。

このようなつらい時、恋人に会いたいと思い、連絡を取り合うようであれば、結婚の前兆である可能性が高いと考えていいでしょう。

記念日をお祝いする?

二人の心が冷めきっているような状態の場合、記念日をスルーするケースが少なくありません。

付き合いたての頃は、欠かさず記念日を二人だけでお祝いしていたのに、いつのまにかそれをしなくなるケースです。

たとえば、お互いの誕生日や、付き合った日をパスするようなら、別れのきっかけになる倦怠期である可能性が高いでしょう。

しかし、いまでも欠かさず、二人でお祝いしている場合は、結婚の前兆の可能性が高いです。

クリスマスや花火大会、初詣などのイベントも同様で、いっしょに年越しをして初詣に行くなど、年中行事を欠かさない場合は、結婚につながる倦怠期と考えてください。

ポジティブな倦怠期もある

倦怠期というと、ネガティブなイメージを持つ方が多いはずです。

たしかに、倦怠期になって、そのまま自然消滅の形で別れるカップルは少なくありません。

しかし、関係が深くなったがゆえの倦怠期や、結婚につながるポジティブな倦怠期もあるのです。

上記を参考に、自分たちはどちらのケースなのか、慎重に判断するといいでしょう。