クチャラーという言葉をご存知ですか?
クチャラーとは、食事中に「くちゃくちゃ」と咀嚼を立てて食事をする人のことを言います。
付き合った恋人やいいなと思っていた人がクチャラーだったことで、それが原因で別れることもよく聞く話です。
あなたは食事中音を立てて食べる「クチャラー」ではないですか?
もくじ
クチャラーは最悪のマナー違反!
食事のマナーは家庭によって大きく異なるものです。
恋人と食事をしているときに、
「あ、この人マナー悪いな」
と思ってしまい、冷めて別れるきっかけになってしまうこともよく聞く話しです。
その数ある食事マナーの中でも最悪だと、ネット上でも友人の会話でも一番に上がるのが「クチャラー」です。
せっかくのおいしい食事中に他人の咀嚼音を聞きながら食事となると、聞かされている相手は不快で最悪な気分となります。
気になって食事に集中できず、この人とこの先食事をするのは無理だと感じ、別れを告げられる原因となることも多いです。
クチャラーは自覚症状なし!?
クチャラーの人は自覚がない人が多いです。
日本人は相手のマナーなどを指摘することはとても失礼なことと考えており、クチャラーを他人に指摘することをためらいます。
親にもしつけられず、指摘されることのないまま大した問題ではないと、本人が自覚しないまま大人になってしまうので、知らず知らずに周囲の人を不快な気分にさせています。
クチャラーの治し方
クチャラーは長年かけてしみついた癖なので、一朝一夕で治ることは難しいですが、恋人や周囲の人を不快にさせない為、改善していくことが大切です。
クチャラーの治し方には以下のような方法があります。
- 周囲に嫌な思いをさせていることを自覚する
- 自分の食事マナーを自覚する
- 口を閉じる
- 音を立てていたらその都度指摘してもらう
最初にお話したように、クチャラーは食事のマナーとしては最悪です。
「そんな食事中の音くらいで大げさな」
と感じるかもしれませんが、そういった方は是非検索サイトなどでクチャラーについて検索してみてください。
恋人や、職場にいるクチャラーに悩まされている人たちの書き込みが山のように出てきます。
それらを読んでどれだけ自分の咀嚼音が周囲に不快な思いをさせているのかを自覚し、危機意識を持ちしましょう。
そしてまず、自分の食事マナーが相手に不快な思いをさせていないか確認客観的に見て確認するため、食事中に自分の食べ方を動画に撮るなどして、客観的な立場からくちゃくちゃと音を立てていないか、口の中は見えていないか確認してみましょう。
「くちゃくちゃ」という咀嚼音は口を閉じて食べるだけで音が外にもれなくなります。
しかし、長年口を開けて咀嚼していた人が口を閉じて食べることは意外と難しいものです。
口を閉じて食事をすることに慣れるまで、根気強く続けてください。
食事中おしゃべりやよそ見をしない
食事中に他のことに気を取られると、せっかく口を閉じて食事をしていても意識が外れ、口が開いてきてしまいます。
食事の時にはしっかりと目の前の料理に集中して、口を閉じて食べる習慣を身につけましょう。
口にものを詰め込みすぎない
口の中にものを詰め込みすぎることは、口が閉まらなくなってしまう原因になります。
クチャラーではない人たちの食事は、一口を自分の歯列の中に納まる量で行っていますが、クチャラーの人たちはたくさん口に詰めて歯列を超え、歯の外側まで食べているものが見えていることがよくあります。
一口の量を減らし、物を詰め込みすぎないよう調整しましょう。
鼻つまりは耳鼻科で治療を行う
鼻呼吸ができない人や普段から口呼吸をしている人にもクチャラーが多いです。
鼻が詰まっていなければ普段から口を閉じる習慣を持ちましょう。
鼻が詰まっている場合は食事前に鼻を噛むなどして鼻の通りを良くし、食事中に鼻呼吸ができるように心がけてください。
慢性的に鼻が詰まっている場合は耳鼻科でしっかりと治療を行いましょう。
口が閉じない場合は歯医者に行く
口を閉じたくても出っ歯などが原因で口が閉じない人もいます。
そのような人は矯正治療などで対処ができますので、歯科医院で相談をしてみましょう。
クチャラーを改善して恋人と快適な食事を
いかがでしょうか?
クチャラーは恋愛や対人関係において、百年の恋も冷めてしまうほどの大きな障壁です。
目の前の相手に不快な思いをさせないためにも、自分のクチャラーを自覚し、これから先の長い時間を恋人とお互い楽しく快適な食事の時間を共有できるように心がけましょう。