もくじ
自意識過剰な人の行動・態度【恋愛編】
自意識過剰な人は恋愛面で様々な特徴的な行動や態度を取るものです。
このようなことをして自意識過剰だと思われないためにも、どのような行動を取るのか理解しておきましょう。
1.「私のこと好きなんでしょ?」と突然言い出す
自意識過剰な女性は、恋愛は自分のペースで進めたがります。
自分に自信を持っているので、男性とコミニケーションを取る時は上から目線で接することが多いです。
何の脈絡もなく「私のこと好きなんでしょ?」なんて突然言い出すこともあるでしょう。
周囲からの目を全て自分への好意と思い込んでしまうので、このような恥ずかしい勘違いを何度もしてしまい、引かれてしまいます。
2.自分に見合っていない高収入・高身長の男性を求める
自意識過剰な人ほど、なかなか恋人ができにくい傾向があります。
その原因の1つが、自分に見合っていない高収入・高身長の男性を求めてしまうからです。
自意識過剰な人は、自分を高く評価しているため、高収入・高身長と理想的な男性とお付き合いできると本気で信じ込んでいるのです。
また、プライドが高く、周囲から羨ましがられる恋人でなければ受け入れようとしません。
自分自身が高収入を得られる職場で働いているとしたら、高収入の人との出会いもあるだろうし、その中から理想的な高身長の男性を選ぶこともできますが、自分がそのような環境で働いていなくても、何故かそんな人と出会えると、根拠のない自信に満ち溢れているのです。
その結果、いつまでも理想の男性を待ち続けることになるでしょう。
3.連絡先を交換しただけで彼氏・彼女のような振る舞いをする
自意識過剰な人は、恋愛面でも勘違い行動が目立ちます。連絡先を交換しただけで彼氏・彼女のような振る舞いをしてくることもあるのです。
毎日のように続けて連絡をとっているのが面倒臭くなって、返事を返さないでいると、彼氏・彼女面をして、なぜ連絡をすぐに返さなかったのかを聞いてきたり、自分の友達にあたかも、もう付き合っている恋人のように紹介する事もあるでしょう。
自分が好意を持っていれば、向こうも好意を持ってくれているに違いないと勝手に思い込んでしまうのです。
自意識過剰な人の行動・態度【仕事編】
自意識過剰な人は仕事でも、様々な行動を取ってしまいます。では、仕事にも大きな影響を与えてしまうその行動とは、どのようなものなのでしょうか。
1.仕事を頼まれたら「自分が一番仕事ができるから頼まれた」と思い込む
自意識過剰な人は、すべての出来事を自分が都合の良いようにポジティブに考えるところがあります。
例えば会社で上司から些細な仕事を頼まれたときにも、「自分が一番仕事ができるから頼まれた」と思い込んでしまいます。そして、頼まれた業務をこなしてはドヤ顔をしていることでしょう。
自意識過剰な人は、上司は自分のことを有能な社員だと特別視していると信じて、すべてをポジティブに考えるのです。
2.ミスを人のせいにする
自意識過剰な人は、自分は仕事ができると思い込んでいます。
ですから、職場内でミスをしてしまった時、悪いのは自分ではないと思ったり、ミスをしたことを認めると、自分の評価に傷がついてしまうと考えたりするため、ミスを人のせいにするのです。
極めて自分勝手な考え方ですが、自意識過剰な人は、自分のプライドや地位を守ることは、何より大切なことなので、曲げられないのです。
職場内では「いつも言い訳ばかりしている人」「責任転嫁ばかりして無責任な人」と、思われているのですが、自分では仕事ができる人と思い込んでいるのです。
3.自分が会社を辞めたら仕事が回らなくなると思っている
友達同士で集まって仕事の話をしていると、仕事の愚痴が始まり、「でも、自分が会社を辞めたら仕事が回らなくなる」と言っている人はいませんか?
その人は高い確率で自意識過剰な人でしょう。
自意識過剰な人は、自分はどこにいても存在価値のある人間であり、自分がいなくなると周囲は困ると思い込んでいます。
それは職場でも同じで、「自分は有能な社員であり、自分がもしも会社からいなくなったら会社は困るに違いない」と、勝手に思っているのです。
働く人が多い会社だとしたら、社員が1人辞めた位で仕事が回らないはずがありません。
小規模な会社で、従業員が足りなかったとしても、辞められた時には一時的に大変かもしれませんが、いずれ慣れます。
つまり自意識過剰な人は、自分の能力や存在価値を過大評価しすぎているのです。
自意識過剰になる原因とは?
自意識過剰な人はどこにでも1人はいるものですが、そもそもなぜ自意識過剰になってしまうのでしょうか。
そこでここからは、自意識過剰になってしまう原因について解説していきます。
1.客観的に物事を見れない
自意識過剰になってしまう原因の1つに、客観的に物事見られないことが挙げられます。
自意識過剰な人はいつも主語は「私」です。つまり、自分のことしか考えられないのです。
自分のことが大好きで、自分のことに固執しすぎるあまり、他人のことを考えられなくなってしまうのです。
自分では自分のことをイケていると思っているかもしれませんが、必ずしも他人がそう思っているとは限りません。
他人が見ている自分への評価は良いものではないのに、客観的に自分を見られないせいで、他人からよく見られていると錯覚しているのです。
2.空気が読めない
自意識過剰な人は空気が読めないことが原因で、周りの人の本当の考えや、自分自身のことがわかりません。
空気が読めれば、自分がズレたことを言ったとき、空気を察知して間違っていたことを自覚できるものです。
しかし空気が読めないと、そのような間違いに気づけないため、ずっと勘違いしたままになってしまいます。
自分を修正する機会が少なくなってしまうために、自意識過剰になってしまうのです。
3.スーパーポジティブ
自意識過剰の人はポジティブに物事を考えます。
ポジティブの域を通り越して、スーパーポジティブな故に自意識過剰に陥ってしまうのです。
自意識過剰な人は、何かが目の前で起きたとき、自分に都合が良いようにポジティブに脳内で出来事を変換して解釈するしてしまうのです。
例えば、コンビニのドアを知らない人が開けてくれた時、自意識過剰な人は「私が可愛いから優しくしてくれたのね」と解釈します。
異性から少し優しくされただけでも「相手は自分のことを好きに違いない!」と、スーパーポジティブに捉えてしまいます。
4.トラウマが原因で嫌われることに怯えている
自意識過剰になってしまう原因として、トラウマが原因で嫌われることに怯えていることが考えられます。
トラウマが原因だとしたら、自意識過剰にはならず、ネガティブになるのではないかと思われがちですが、トラウマを克服、改善できた時、反動から過剰に意識を強めてしまう事もあるのです。
例えば、子供の頃、太っていることが原因で友達からからかわれていたトラウマがあった人は、一度ダイエットに成功すると、痩せた自分に対して過剰に意識を働かせます。
未だに痩せられない友人を見て、哀れに思ったり、自分の方が優位だと勘違いしてしまうのです。
自意識過剰な人の心理6つ
自意識過剰な人は根底に、その原因にもなってしまう様々な心理を抱えています。
これを知れば自意識過剰な人が何を求め、何を考えているのかわかるため、さっそくその心理を紹介していきましょう。
1.寂しがり屋
自意識過剰なひとはいつもポジティブで、明るく見えますが、実はとても寂しがり屋です。
心から自分に自信を持つことができて、自立心がある人は、自意識過剰になって周囲に迷惑をかけるようなことはしません。
他人を困らせても自分を優先したくなるのは、寂しくて誰かに構ってもらいたいという気持ちに支配されているからです。
普段は自分に自惚れ、誰よりも明るく振る舞っていても、寂しがり屋で心の中はアンバランスな状態なのです。
2.自信がない
自意識過剰な人は、自分に自信がたっぷりあるようで、本当は自信がありません。
自分の美貌や自分の才能に自信があるのなら、堂々としていられるでしょう。
頻繁に鏡をチェックして髪型やメイクを直したり、ミスをしたときに言い訳をして他人に責任転嫁するような事はありません。
完璧な自分を周囲に見て欲しいけれども、自信がないから、堂々としていられないのです。
誰もが認める美しい人や、誰からも能力を認められている人は、自信があるので、他人のことを優先に考え行動ができます。
自意識過剰で、自己中心的な振る舞いが多いと言う事は、自信のなさの表れなのです。
3.負けず嫌い
自意識過剰な人は、負けず嫌いな傾向があります。勝負事となるとムキになって勝利を勝ち取ろうとするのです。
何故、そこまで負けず嫌いで勝負にこだわるかというと、自分の中で自分は強くて何でも出来る人というイメージが出来上がっているからです。
他人はそのような目で見ていなかったとしても、自分は「負けるはずがない」と思い込んでいるので、何としても負けるわけにはいかないのです。
周囲は勝ちにこだわる自意識過剰な人を見て、大人気ない人だと思っていることでしょう。
4.自分のことが大好き
自意識過剰な人に共通するのは、自分のことが大好きということです。正確に言うと、自分のルックスや才能にうぬぼれてしまっているのです。
とにかく自分が大好きで、他人も自分のことを好きだと勘違いしてしまっています。
しかし実際には、自分が思うほど周囲から好かれていないことの方が多いです。
なぜなら、自分のことが好きすぎて、周りのことが見えず、自分勝手に振る舞ってしまうからです。
5.目立ちたがり屋
自意識過剰な人は「誰よりも自分が目立ちたい」という気持ちが強いです。
そのため、TPOを考えずに奇抜なファッションや、華美なファッションをして周囲の視線を集めようとすることもあるでしょう。
その根底には「自分は周りから注目をされ、期待をされる存在」という思い込みがあります。
周囲からの注目を集めるために、積極的に手を挙げて発言することも多いでしょう。
しかし、内容が薄く、見当違いな意見を述べて周囲を白けさせることもよくあります。
6.自己中心的
自意識過剰な人は、自己中心的な振る舞いが目立ち、周囲から嫌われる傾向があります。
「自分が1番目立ちたい」「自分が楽をしたい」「自分をよく見せたい」といった心理が常に働いていて、主語はいつま「自分」です。
とにかく自分が大好きなので、自分を幸せにしてあげるのは私しかいないという感覚を持っています。
その為、自意識過剰な人は周囲の事は二の次、三の次に考えます。
誰かが困っていたとしても、自分の利益にならないようなら手を貸さないという考え方を平気でしてしまうのです。