【男女別】自意識過剰な人の特徴20選!治す改善策14つ・診断チェック

自意識過剰な男性や女性にはどのような特徴があるのでしょうか。

この記事では、自意識過剰とはどのような意味か、使い方や対義語、被害妄想との違い、診断チェック・テスト、恋愛や仕事における行動、原因や心理、治す方法や改善克服のための対処法、病気なのかということについて解説していきます。

自分自身が自意識過剰なのではないかと疑っていたり、自意識過剰な人に迷惑をかけられているという人は、この記事を参考にして問題を解決していきましょう。

自意識過剰の意味とは?対義語や使い方も

自意識過剰とは、他人における自分の存在が強いものだと思い過ぎることを指す言葉です。

簡単に言えば、他人が自分のことをいつも考えていると思い込んだり、常に自分の変化や考えを注視されていると思ったりする心理のことです。

自意識過剰になってしまうと、常に人から注目されているような感覚になるため、自分の細かい言動を気にし過ぎてしまいます。

それが仕事や恋愛に影響を与えるため、注意が必要です。

1.自意識過剰の対義語

自意識過剰の対義語は明確にはされていませんが、対になる言葉としては、無意識過剰、無神経という言葉があります。

無意識過剰は作家の阿川佐和子さんがエッセイで使った造語です。他人の目をまったく気にせず、自分のやりたいことだけをやるような人のことを指す言葉として使われます。

無神経や自己中心的、身勝手、無頓着などが、自意識過剰な人とは真逆の人間と言うことができるため、対義語に近い位置付けの言葉として使うことができるでしょう。

2.自意識過剰の使い方

自意識過剰の使い方は、以下のようなものとなります。

「ちょっとコンビニ行くだけでも化粧するなんて、自意識過剰なんじゃない?」

「普通の体型なのにダイエットしたいなんて、自意識過剰だよ」

「自意識過剰なだけであって、誰もあなたの悪口なんて言っていない」

基本的に気にし過ぎる人に対して、それを指摘するときに自意識過剰という言葉を使います。

人の目を気にするということは気遣いができるということでもあるため、一見良いことにも思えますが、自意識過剰はそれが行きすぎた状態です。

そのため、基本的には悪い意味として使われる言葉となります。

3.被害妄想との違い

自意識過剰に似た意味の言葉として、被害妄想という言葉があります。

自意識過剰は誰かが自分のことを好きなのだろうと、ポジティブな勘違いをしているときにも使われる言葉です。

しかし被害妄想は、誰かが自分の悪口を言っているなど、ネガティブな勘違いを限定した表現となります。

そのため、被害妄想という言葉のほうがより限定的に使われる言葉で、自意識過剰はその内容に限定されない広い意味で使える言葉という違いがあるのです。

自意識過剰な人の特徴10選【女性編】

自意識過剰な人には様々な特徴があります。そこでここからは、自意識過剰な女性にどのような特徴があるのか紹介していきましょう。

1.いつでも被害者アピールをする

自意識過剰な女性は、自分の立場が不利になると、いつでも被害者アピールをしてくるので、周囲は困ってしまいます。

自分を守ることに必死で、ミスを咎められると誰かのせいにして責任を逃れ、自分は悪くないと言うことを主張してくるのです。

潔くミスを認めて謝罪をすればそれで済むことなのに、いつまでもミスを認めることなく、被害者アピールを繰り返すので、周囲からの信頼はほぼありません。

しかし、周囲が白い目で見ていることに当の本人は気づいておらず、周囲が呆れてものを言わない事に対して、自分は被害者だと認めてもらえたと勘違いしているのです。

2.何度もメイク直しをする

自意識過剰な女性と、長い時間一緒に行動していると、何度もメイク直しをしているのを目にするでしょう。

朝にメイクをしたとしたら、夕方に1回くらいはメイク直しをしたくなる気持ちはわかりますが、1日に何度もメイクを直すのは少し異常です。

彼女たちは、いつでも完璧に美しい自分でいたいのです。

完璧に美しい自分を周囲が期待してくれていると感じているからです。

しかしそれは大きな勘違いで、周囲は多少メイクが崩れた女性を見ても何とも思わないですし、印象にも残りません。

いつも自分が見られているという気持ちがあるから、何度もメイクを直したくなります。

3.自分が変に映っている写真だと撮り直しさせる

自意識過剰な女性と一緒に出かけて写真を撮るときなど、彼女たちは自分の写りに対して凄まじいこだわりを見せます。

もしも自分が変に映っている写真だと、何回も自分の納得のいく写真が撮れるまで撮り直しさせることもあるでしょう。

ただ、一緒に出かけた記念を残したかっただけなのに、何度も写真を取り直しされて、楽しかった雰囲気は一変してしまいます。

自意識過剰な女性は、自分の納得いく写真が撮れた時、周囲が疲れ果てているのもお構いなしで、満足げな表情を浮かべているものです。

4.ことあるごとにセクハラだと騒ぎ立てる

ことあるごとにセクハラだと騒ぎ立てる女性があなたの身の回りにはいないでしょうか?

そんな女性は、自意識過剰である可能性が高いです。

こんな女性は、自分は女として魅力的だと歪んだ勘違いから自意識過剰に陥っています。

そのため、周囲の男性の目を全て、自分に好意があると思い込んでいるのです。

5.すぐに自分への嫌味だと勘違いする

自意識過剰な人は多くの勘違いをしています。

特に自意識過剰な人に多いのが、自分が嫌な思いをしたときに、すぐに自分への嫌味だと勘違いすることです。

例えば、影で自分の悪口を言われていることを知って、自意識過剰な女性は、

「あの人は私に嫉妬しているから悪口を言っているんだ…。」

「私が可愛いから悪口を言われているんだ…。」

と、考えたりします。

相手がストレートに注意してくれた事に対しても、自分が悪いと反省することもなく、嫌みを言われたと思ってしまうのです。

6.痩せているのに太っていると言う

自意識過剰な女性は、痩せているのに自分のことを「太っている」と言ったりします。

自意識過剰な人は他人の目を強く意識するため、自分の外見へのこだわりも強いです。

そのため、モデルのような細さでなければ、全て太っていると思ってしまいます。

その結果、過剰なダイエットを行うこともあるため、注意が必要です。

7.髪型が決まらないと外出しない

自意識過剰な女性は、いつでも自分が美しく見えることに強いこだわりを見せます。

そのため、髪型が決まらないと外出しないしないこともしばしばあります。

待ち合わせの時間ギリギリになっても、髪型が決まらないと、出かける気分になれないので、遅刻をするか、今日の予定をキャンセルしてしまうかというところまでいってしまいます。

8.自分の作った料理をSNSに載せる

SNSに自分の作った料理を載せる女性は、自意識過剰な傾向があります。

普段から料理を作り慣れている女性は、毎日のことなのであえて自分の作った料理を写真におさめて人に見せるような事はしないでしょう。

SNSにわざわざ載せるという事は、「人に見て欲しい」という意識で料理を作っているということです。

「人に見て欲しい」と意識して料理を作っているのであれば、そこには、「女子力の高い自分」を周囲にアピールする目論見があるのでしょう。

自分のことを、料理が出来る女子力が高い女だと過剰に意識しているのです。

9.メイクが濃い

最近では、ナチュラルメイクの女性の方が人気があり、メイクが濃い女性はなかなか見かけなくなってきましたが、メイクが濃い女性は、自意識過剰なことが多いのです。

自分にコンプレックスがある人や、何かしらの歪んだ価値観があると、心理的に隠そうという行動に出やすくなるのです。

美しい自分を見て欲しいと思うのは、女性として当たり前の感情ですが、それが行き過ぎてしまい自意識過剰な歪んだ価値観を持つようになると、必然的にメイクを濃くして自分を作り込んでしまうのです。

10.意識が高い自分をアピールする

自意識過剰な女性は、周囲に対して自分アピールが凄いのが特徴です。

仕事で自分がどんなに頑張っているかをアピールしたり、「◯◯セミナーに参加してきた!」「休日は英会話スクールに通っている」など、自分がいかに意識が高い人間であるかをアピールしたがります。

素晴らしい自分を演出したいという思いが強いため、自意識過剰な人はこのようなことをしてしまうのです。

自意識過剰な人の特徴10選【男性編】

自意識過剰な男性には、女性と違った特徴があるものです。では、自意識過剰な男性にはどのような特徴が表れるのでしょうか。

1.鏡やガラスを見たら必ず自分の顔をチェックする

鏡やガラスに映った自分の顔や髪型を必ずチェックする男性は、自意識過剰である可能性が高いです。

いつでもかっこいい自分でいたいという気持ちが強く、また周囲からもいつでもかっこいい自分を期待されていると勘違いしているのでしょう。

鏡やガラスに自分が映る度に自分チェックを欠かさず、髪の毛を直したりする姿に周囲は「ナルシストな人」と引いているのにも気が付かず、最早、自分の姿をチェックをすることが癖になってしまっているのです。

2.少し異性から優しくされたらすぐに好かれていると思う

自意識過剰な男性は、少し異性から優しくされたらすぐに好かれていると思ってしまいます。

自分のことを高く評価しているので、自分に向けられたものは全てポジティブに解釈してしまうのです。

落し物を一緒に探してくれた女性は、人として当然のことをしているだけなのに、自意識過剰な男性は、「自分のことが好きだから一緒に探してくれたんだ!」と脳内で自分の都合の良いように変換してしまいます。

礼儀正しい女性が、毎日笑顔で「おはよう!」と言ってくれるだけでも、自分に好意があるから毎日挨拶をしてきてくれるに違いないと思ってしまうのです。

3.自分の評判が気になる

自意識過剰な人ほど、自分の評価を以上に気にする傾向があります。

本当に自分に自信があって、心が満たされている人は、周囲がどう思おうと気にせず堂々と振る舞うことができます。

しかし自意識過剰な男性は、「自分はかっこいい」「自分は仕事ができる」と思っているけれど、他人からは評価されません。

そのため、なぜ自分はデキる人間のはずなのに評価されないのだという思いを抱くようになり、周囲の評価を気にするようになります。

4.エゴサーチをする

エゴサーチとは、インターネット上で自分に関する情報が出回っていないか、そしてどんな評価が付けられているのかなどを検索をかける事を言います。

人に見られる職業の芸能人などは、顔も名前も知られているので、インターネットにはたくさんの情報が溢れており、エゴサーチをする人が多いです。

しかし自意識過剰な男性は、芸能人でもないのに、時々エゴサーチをして自分の評価を確かめたりしています。

調べてみたところで、一般人である人の知名度が低く、ほとんどの人が何の情報もヒットしないのですが、自意識過剰な人は、自分の知名度が高いと思い込んでいるので、ついついエゴサーチしてしまうのです。

5.自撮りをする

自意識過剰な人の代表的な行動と言ったら、自撮りではないでしょうか。

確かに、最近の若者は、SNSを利用している人がほとんどなので、インスタ用にたくさん写真を撮り溜めている人も多いことでしょう。

しかし、あまりにも自撮り写真が多いインストを見ると、「この人きっとナルシストなんだろうな」と思ってしまいます。

自意識過剰な男性は自分のことを人が求めていると思っているため、何度も自撮りをするのです。

6.自慢話が多い

自慢話が多いというのも、自意識過剰な人の特徴です。

友達が集まって世間話をしていると、いつも自分の話に持っていって、最後は自分の自慢話に漕ぎつけようとします。

自意識過剰な人は、周囲から「凄いね」と言われることが何より大好きなのです。

周囲から褒められると、自分が大好きな自分を周囲が認めてくれていると勘違いしているのでしょう。

自意識過剰な人は、毎回自慢話に持ってきますから、周囲は正直飽き飽きしています。

ところが当の本人は、自分以外には興味がないので、周囲が飽きていても構わずに自慢話をしてしまうのです。

7.腹筋を見せたがる

肉体が自慢の自意識過剰な男は、やたらと腹筋を見せたがります。

たしかに中肉中背でぷよぷよとしたビールはら男性よりも、引き締まった体に、しなやかな腹筋の男性の方が、かっこよくて魅力的です。

それをあえて人に見せたがるという事は、自分のために腹筋を鍛えていると言うよりも、人に褒めてもらうために腹筋を鍛えているのでしょう。

厳しいトレーニングに耐えて手に入れた自慢の腹筋を、ところかまわず出して人に見せては優越感に浸っているのです。

8.社交辞令を真に受ける

世の中を上手に渡っていくためには、社交辞令を使う必要があるでしょう。

本当はそこまで良いと思っていなくても、「いいですね」「似合ってますよ!」などといった社交辞令を、自意識過剰な人は真に受けることが多々あります。

自分に対する自信が有り余っているので、自分に向けられた褒め言葉は、真っ正面から全て受け止めるのです。

自分に向けられた褒め言葉にたとえ心がこもっていなかったとしても、その事を見抜くことができません。

9.ボディタッチが多い

自意識過剰な男性は、女性と接する時にボディータッチが多い傾向があります。

好きな男性以外にボディータッチをされて、女性は嬉しいはずがないのですが、自意識過剰な男性は自分のようなイケている男にボディータッチをされて、女性が不快に思うはずがないと勘違いしているのです。

自分は女性たちから好かれていると、激しい勘違いをしているのでしょう。

雑誌の恋愛特集などでも、「女性は男性に頭をポンポンされるのが好き」と書いてありますから、それを鵜呑みにして、さっそく実践してみようとするのです。

10.いつでもサングラスをかけている

昼夜問わず、また室内でもサングラスをかけている男性は自意識過剰である可能性が非常に高いでしょう。

本来、サングラスは、強い日差しから目を守るためのものですが、芸能人やモデルがよくサングラスをかけていることから、オシャレなファッションアイテムとしてのイメージも強く、外ではサングラスをかける人も多いです。

サングラスをかけていると、目元が隠されるため、顔の作りが良くなくても何となくかっこよく見えてしまうマジックにかかってしまうのです。

自意識過剰な男性は、サングラスのマジックにかかった自分の姿に酔いしれているため、いつでもサングラスをかけてしまいます。