攻撃的な人が周囲にいるという人もいるでしょう。
その態度を見ると、攻撃的な人は強い人というイメージがあるかもしれませんが、実はコンプレックスがあることが多いです。
そこで今回は、攻撃的な人にある3つのコンプレックスとはどのようなものなのか、紹介していきます。
攻撃的な人は実はかわいそうな人?
攻撃的な人が身近にいて、かなり迷惑しているという人もいるでしょう。
少しからかっただけなのに、急に怒り出す。
仕事のミスを指摘したら、過去の話を持ち出してきて、暴言を吐いてくる。
このような人が職場や身近にいると、かなり嫌ですよね。
できるだけ関わりたくない人ではありますが、実はこのような人は、かわいそうな人だという話があります。
そのような性格になったのは、コンプレックスがあるからであり、それを隠すために攻撃を仕掛けてくるのです。
では、攻撃的な人にはどのようなコンプレックスがあるのでしょうか。
攻撃的な人にある3つのコンプレックス
攻撃的な人には、他人には言えないコンプレックスがあることが多いです。では、その心理を見抜くためにも、どんなコンプレックスがあるのか、紹介していきましょう。
1.能力における劣等感
攻撃的な人にあるコンプレックスとして挙げられるのは、能力における劣等感です。
攻撃的な人は仕事や思考力、学力など、様々な面での能力が低いことが多いです。
優秀な人のように誰にも思いつかないアイデアが浮かぶことはありませんし、頭の回転も悪いため、仕事も遅いです。
そのようなところを学生時代からコンプレックスに感じていたのでしょう。
なかには、人よりできないことを、ずっと馬鹿にされてきたという人もいます。
その結果、能力の低さがコンプレックスとなり、高いプライドを構築してしまいます。
そのため、能力の低さが露呈しそうになると、それを否定するために相手を攻撃するのです。
いわば攻撃的なのは、自分自身を守るための防衛本能でもあるということです。
2.見た目に対するコンプレックス
見た目に対するコンプレックスも、攻撃的な人が持つコンプレックスです。
攻撃的な人は自分の顔が嫌いだったり、見た目のことで馬鹿にされたりした経験があるということが多いです。
特に子供の頃だと、そのような容姿によって、悪口を言われることがありますよね。
そうなると周囲の人から舐められることになるため、舐められない手段を自然と身に着けていくことになります。
その結果として、自分でも気づかない間に攻撃的な人になっていくことがあるのです。
3.非リア充であるというコンプレックス
非リア充であるというのも、攻撃的な人が持つコンプレックスです。
リアルな生活がまったく充実していないという人もいますよね。
これまで一度も恋人ができたことがなかったり、友達と呼べる人がいなかったりするという人もいます。
そのことをまったく恥じていない人も多いですが、なかにはそれを恥だと考えてしまう人もいるものです。
このような人が、恋愛の話やプライベートの話になったとき「恋なんてくだらない」「友達とかうざいだけ」というように、攻撃的な言葉を使うことがあります。
自分の恥を隠し、そのことで他人から馬鹿にされるのを防ぐために、あえて攻撃的になるのです。
そのため、特定の話題のときだけ攻撃的になる人がいたら、その話に関わることへのコンプレックスを持っている可能性があります。
コンプレックスを乗り越えよう
攻撃的な人には様々なコンプレックスがあり、それが原因で攻撃的になっています。
攻撃的な人にも同情するべき部分があるということですが、だからといって周囲の人を攻撃してもいいという理由にはなりません。
そのため、自分にそのような部分があることを自覚している人は、まずそのコンプレックスを乗り越えることを意識してみてください。