彼氏が好き過ぎて仕事に集中できない人の対処法

彼氏が好き過ぎて仕事に集中できないなんて、とても幸せなことです!
人を愛することは素晴らしい体験です。

本当は対処法なんて考えず、愛する気持ちを心ゆくまで味わいたいですが、生活が崩壊するのも困りますよね。

彼氏を好き過ぎて困る場合の対処法を考えることにより、長続きする恋愛のポイントを見つけていきましょう。

他のことが手につかない理由

恋は盲目と言いますが、反対に冷静な恋愛というものは存在するのでしょうか?
特に恋愛し始めは、相手のことが気になってウキウキするのは仕方ないことです。

このように盲目的になってしまう理由には、ドーパミンが関係しています。
ドーパミンとは「報酬系」と言われるホルモンの前駆物質です。

人は何か経験をしたときにドーパミンが分泌され、それが快か不快かを記憶します。そして快と感じたことを、また得ようという意欲を生じさせるのです。

そのため、強力な快の感情を生む恋愛は、ドーパミンをたくさん分泌させ、何度も繰り返し彼氏のことを思い出しては更に快を得ようとするのです。

これは人が生きていく上で、何か成果を得ようとする為には大切なものですが、あまり過剰になると、依存症のような様相になります。

快を得ようとする衝動は、止められるとストレスになります。
恋愛のことをずっと考えていられない状態だと、ストレスが増してイライラしてくるのです。

これは、酒やギャンブルといったような依存症のシステムと変わらないのです。

セロトニンが大切

では、具体的にドーパミン過剰にならないようにするには、どうしたらいいでしょうか?

それは、セロトニンというホルモンを意識することです。
セロトニンはドーパミンが増えすぎて興奮したような状態を抑える働きがあります。

幸せホルモンと呼ばれますが、ドーパミンの報酬を得られるときに生まれる幸せとは違い、精神安定のような働きがあります。

他にも食欲を抑えたり、顔のたるみを抑えるような美容にも有効なホルモンですから、恋をしているときは、特に意識したいです。

セロトニンの増やし方

精神を安定させるセロトニンはどうしたら増えるのでしょう。
以下にその方法をお伝えします。

  • 生活リズムを整える(朝起きて太陽の光を浴びる)
  • バランスの取れた食生活
  • 一定のリズムを刻む運動をする(ジョギング、ウオーキング、腹式呼吸も良い)
  • 良く笑い、リラックス
  • 他の人や動物と触れ合う

これらは心身を整えたり、リラックスする方法と同じです。彼氏のことを考えるのを、いったん置いて、他の楽しいことをしてみましょう。

他が手につかない時の対処法

セロトニンの増やし方を応用し、具体的にはどうしたらいいでしょうか?

・健全で規則正しい
早寝早起きや、きちんとした食事は、正常な考え方や行動をする基本です。

・できれば、リズム運動のような趣味を持つ
ダイエットにもなります。打ち込めば彼氏のことをいったん意識から外しすっきりします。

・友達や家族とも、楽しい時を持つ
ただリラックスだけでなく、オープンに彼氏のことを話すと、色々な考え方や観点を知ることができて、視野が広まります。

・動物を飼う、触れ合う
動物を飼うことは責任がありますので、軽はずみにすることではありませんが、動物とスキンシップをとるのはセロトニンを増やすと言われていますし、彼以外のものに愛情を向けることも必要です。

彼氏のことを夜遅くまで考えていたり、いつもいつも遅くまで連絡を取り合ったりして睡眠不足が続いたり、極端なダイエットでタンパク質やビタミン不足にならないように、注意しましょう。

また彼氏以外のことを考えるのは時間の無駄のように感じるかもしれませんが、視野を広げるために、趣味をもったり、仕事に本気で取り組んでみたりした方が、結局彼氏との有意義な会話が楽しめます。

恋愛を長続きさせる為に

もしドーパミン過剰で、仕事に支障が出るほど彼氏のことばかり考えてしまう状態では、いつか自分の生活が崩れてしまう可能性だってあります。

極端な例ですが、彼氏のことが好き過ぎて仕事が手につかず、会社をクビになってしまうような事態になったら、彼氏はどう感じるでしょうか?

きっと悲しむと思います。もしかしたら、その異常な恋心に、恐怖心を感じるかもしれません。

そして彼女の方も、彼氏に依存し過ぎる状態を生み出し、「他に何も見えない」となってしまうと、万が一彼氏が去っていった場合、喪失感はかなり大きなものとなってしまいます。

そこまでいかなくても、最初はただ、彼氏が好きで好きで、ついつい考えてしまう程度でも、次第に彼氏への期待や願望で頭がいっぱいになれば、束縛感を感じた彼氏は、嫌気がさしてしまうかもしれません。

何よりも、恋愛で内外ともに綺麗になり幸せを手に入れるはずだったのに、生活も乱れ心にも余裕がなくなり、その恋が嫌な思い出になってしまったら、これほど悲しいことはないでしょう。

バランスを取ろう

年を取るとドーパミンが減り、情熱的な恋愛もしにくくなりますから、激しい恋愛をするのは、貴重な体験です。

しかし恋愛は諸刃の剣となってしまう面もあります。

彼氏をとても愛しているだけなのに、気付いたら不幸になっているのは悲しいものです。

幸せで長続きする恋愛の為に、ドーパミンとセロトニンのバランスを取りましょう。