高所恐怖症を自称する人っていますよね。
高所恐怖症だと言っておきながらジェットコースターに平気で乗る姿を見ると、嘘つき、うざいと感じてしまう人もいるでしょう。
そこで今回は、高所恐怖症を自称する人の印象や本当の高所恐怖症の人の症状などについて解説していきます。
もくじ
高所恐怖症を自称する人々…嘘つき?
高所恐怖症だと自称する人ってたくさんいますよね。
高いところが苦手だから行きたくないと言ったり、高所恐怖症だと普段から周囲の人に言っていたりする人がいます。
このこと自体は悪いことではありませんし、本当に高所恐怖症なのであれば、それを主張するのは当然のことです。
しかしなかには、高所恐怖症だと自称しているだけで、それが本当なのか疑わしい人もいるものです。
高所恐怖症だと嘘をついて、高いところを怖がる可愛い自分を演出しようとしているのではないかと勘ぐってしまいます。
高所恐怖症なのにジェットコースターは平気っておかしくない?
本当に高所恐怖症であればそれは仕方のないことですが、高所恐怖症だと言っておきながら、ジェットコースターは平気という人もいますよね。
ジェットコースターといえば、怖い乗り物の代名詞のようなところがあるため、それを知ると嘘つきだと思ってしまう人もいるでしょう。
しかし案外、高所恐怖症だけどジェットコースターは大丈夫だということはよくある話です。
ジェットコースターは高さによる恐怖よりも、速さによる恐怖のほうが強い乗り物です。
高いと感じる前に別の感情を感じるため、高所恐怖症でも乗れるという場合があります。
ジェットコースターよりは、フリーフォールや観覧車、飛行機、エレベーターのほうが怖いと感じる人もいるのです。
そのため、高所恐怖症でジェットコースターに乗れるからといって、必ずしも嘘をついているというわけではありません。
高所恐怖症を自称しするとうざいと思われることもある
本当の高所恐怖症な人もいれば、それを自称するだけの人もいますが、あまりにもそのことを言いすぎるとうざいと思われてしまうこともあります。
高所恐怖症の人は、遊園地に行ったときなどにそのことを主張することがありますよね。
しかしそうなると、一緒にきている友達は乗るものを限定されることになります。
また、それが女性だと、高所恐怖症だと嘘をついて、可愛こぶっていると思われてしまうこともあるものです。
実際に高所恐怖症であってもこのように思われてしまうことがあるため、実際にそれを口にするときは注意が必要です。
本当の高所恐怖症は明らかな異常が起きる!
高いところが少し苦手なだけで、高所恐怖症だと自称してしまう人もいますよね。
そのようなところを、嘘つきやうざいと思われてしまうのですが、実際の高所恐怖症の人は高いところが苦手どころではありません。
本物の高所恐怖症の人の場合、高いところに行く、高いところに行くことを想像する、高いところからの映像を見るなどすることで、以下のような症状があらわれます。
- 身体がすくんで動けなくなる
- めまいが起こる
- パニックになる
- 嘔吐する
このような症状があらわれることを高所恐怖症と呼ぶため、ほとんどの人は本当の高所恐怖症ではありません。
高いところが苦手、怖いというだけで日常生活に支障がない場合は、「高所恐怖癖」と呼びます。
高所恐怖癖の可能性が高い
高所恐怖症を自称する人は、嘘をついているわけではなく、高所恐怖癖である可能性が高いです。
また、高所恐怖癖でもジェットコースターには乗れるということもあります。
あまりにも高所恐怖症だと自称することで、周囲の人はうざいと思ってしまうかもしれませんが、苦手であることは本当のはずですので、そこまでイライラしないようにしましょう。