「お前に何がわかる」と言われてしまったという人もいるでしょう。
他にも、「俺のことわかってない」「俺の何を知ってる」「あなたに私の何がわかるの」と言われることがありますよね。
では、このようにして「お前に何がわかる」と言う人はどのような心理でこの言葉を言っているのでしょうか。
「俺のことわかってない」「俺の何を知ってる」「あなたに私の何がわかるの」よく言うけど…
「お前に何がわかる」
「俺のことわかってない」
「俺の何を知ってる」
「あなたに私の何がわかるの」
このような言葉を耳にすることがありますよね。
多くはドラマやアニメなどで耳にする言葉ですが、実際にこのような言葉を言われることがあります。
相手に悩みがあり、その気持ちを「わかるよ」と言ったら、「お前に何がわかる」と言われてしまうのです。
せっかく相談に乗ったのに、なぜか怒られるという不思議な状況ですが、こう言われるとなんと言い返せばいいかわからないですよね。
しかし相手がどのような心理でその言葉を言っているのかがわかれば、どう声をかけてあげるべきかということもわかりやすくなります。
では、「お前に何がわかる」と言う人の心理とは、どのようなものなのでしょうか。
「お前に何がわかる」と言う心理3つ
「お前に何がわかる」と言う人には、様々な心理があります。ではさっそくその心理や、そのようなことを言う理由を解説していきましょう。
1.全部吐き出したい
「お前に何がわかる」と言う人は、全部吐き出したいという心理であることが多いです。
何か悩みがある人は、その悩みを誰かに話すことで心を楽にすることができます。
しかし、少し話し始めたタイミングで「わかるよ」と言われてしまうと、そこで話を終えなければいけないように思えてしまいますよね。
相手が理解できていないからこそ、たくさん説明をするもので、理解されてしまえばそれ以上自分の気持ちを説明する理由がなくなってしまいます。
つまり相手が言いたいのは、「話を終わらせるな!」ということなのです。
もっと悩みを聞いて欲しい、「うんうん」と言いながら聞き役に徹して全部しゃべらせて欲しいというのが、「お前に何がわかる」と言う人の心理なのです。
2.見下している
見下しているというのも、「お前に何がわかる」と言う人の心理です。
何か悩み事を相手はあなたに漏らしているのですが、どこかでその人はあなたのことを見下しているのでしょう。
そのため、「わかるよ」と言われると、「自分より能力が低いお前なんかに、俺のことがわかるはずがない」と思ってしまうのです。
旦那や彼氏がこのような心理を持っていれば、モラハラをするタイプですので、注意しておきましょう。
相手が友達なのであれば、仲良さそうにしているけど、どこかで下に見られているのかもしれません。
自分より下だと思っている人間に、「わかるよ」と言われて上に立たれると、プライドが刺激されてしまい、怒ってしまう人がいるということです。
3.イライラをぶつけているだけ
イライラをぶつけているだけというのも、「お前に何がわかる」という人の心理となります。
その相手は悩んでおり、そのことでイライラしているのでしょう。
そのため、あなたに「わかるよ」と言われたとき、何かに当たりたくなって「お前に何がわかる」と言ったのです。
この場合、本当に「お前に何がわかる」と思っているわけではありません。
とにかくイライラをぶつけたかっただけですので、たまたま「お前に何がわかる」という言葉を思いついて、言ってみただけです。
他の言葉を思いついていればその言葉を言ったはずですので、言葉自体に深い意味はありません。
とりあえず謝っておこう
「お前に何がわかる」と言われた場合、相手はとにかくイライラしているため、謝っておいたほうがいいでしょう。
あなたが怒ると相手もさらに怒って、大喧嘩になってしまう可能性もあります。
どうでもいい相手であればそれも良いですが、今後も関係を続けていきたい相手なのであれば、丁寧な対応をして、相手が落ち着くのを待ちましょう。