「お人形さんみたい」と言われるという人はいませんか?
しかし「人形みたい」言ってくる相手は、どのような意味で言っているのでしょう。
もしも褒め言葉ではなく、悪いニュアンスが含まれているとしたら嫌ですよね。
そこで今回は、「お人形さんみたい」の意味を紹介していきたいと思います。
よく言われるけど褒め言葉なの?
女性の容姿を表現する言葉で「お人形さんみたい」という言葉があります。
小さなころに遊んでいたリカちゃん人形やバービー人形、実家に飾ってある日本人形や雛人形、憧れのフランス人形と、お人形にもいろいろなタイプがありますよね。
そのため、お人形みたいと言われても、褒め言葉で言っているのか、悪い意味で言っているのかわかりません。
せめて、リカちゃん人形みたいと言ってくれれば良いのですが、やはり言われるのは、「お人形さんみたい」という言葉です。
いったいどのような意味があるのでしょうか。
「お人形さんみたい」の意味5つ
ではさっそく、「お人形さんみたい」という言葉にはどのような意味があるのか、紹介していきたいと思います。
これを参考にして、いったいそれが褒め言葉なのか、悪口なのか、判断しましょう。
1.ルックスが良い
お人形さんと言われて思い浮かぶ顔は、以下のようなものではないでしょうか。
西洋的なお人形さんだと、
- 目がパッチリしている
- まつ毛が長い
- 鼻筋が通っている
- 小さな口
日本的なお人形さんだと、
- 丸顔
- 色白
- 丸くて黒目がちの目
- 控えめな鼻
- 小さくても赤い唇
- 真っ黒な髪でパッツン
というようなものです。
このようなイメージですが、それが悪い言葉だと思いますか?
こんなルックスの人がいたら可愛いと思いますよね。
そのため、「お人形さんみたい」という言葉は、純粋にお顔がお人形さんみたいに整っているという意味で言われるということもあるのです。
2.スタイルが良い
リカちゃん人形やバービー人形、そしてマネキンにも言えることなのですが、多くの人形は細いですよね。
さらに細いだけでなく、スタイルとしても抜群です。
細いのにくびれもしっかりあります。そのため、
「細身でもパーツはきちんと女性らしさを感じる体型をしている」
「お人形さんみたいな美しいスタイルをしている」
「お人形さんみたい」という人は、このような意味であなたにそのようななことを言っている可能性もあります。
3.服や髪がふわふわ
お人形さんの服というと、
- ふんだんにレースが使われている
- 小花柄の洋服
- ドット柄などの小さ目の柄
- スカートやワンピース
というイメージがありますよね。
そして、そういった服を着ているお人形さんの髪型は、ストレートというよりはカールのある髪型が多いのではないでしょうか。
普段からそういったガーリーな服を着て、それに合うヘアセットをしていると、お人形さんみたいに見えてしまっても仕方ないですよね。
ただし、この場合は「服や髪だけ」を指して、お人形さんみたいと言っています。
ですから、その人に似合っていなくても、本人が言われたら喜ぶだろうからそう言っておこう、と無難に「お人形さんみたい」と言っている場合もあるのです。
必ずしも褒め言葉の意味ではないということは覚えておきましょう。
4.反応が乏しい
お人形さんといえば、いつも澄ました表情をしています。
お人形さんですから、何かが起こっても表情が変わりませんし、リアクションをとることはありません。
そんなお人形さんのように、表情の変化が少なかったり、どんな場面でもリアクションが一定だったりすると、その反応の乏しさを意味して、お人形さんみたいと言われていることもあります。
この場合はルックスというよりも、冷たい、とっつきにくい、と思われている場合が多いでしょう。
けっして褒め言葉ではありませんので、勘違いしないように注意してください。
5.しっかりメイク
リカちゃん人形やバービー人形、そしてフランス人形は、みんな髪が明るめの茶髪や金髪ですよね。
これらのお人形さんたちと同じように明るめの髪に染めて、そしてさらに、
- バサバサとしたつけまつげ
- かなり広めの二重まぶた
- 一般的な日本人からかけ離れた色のカラコン
- ノーズシャドウで鼻の形をシャープにしている
ということがあると、西洋的なお人形さんの顔の特徴を誇張したようなメイクをしているという意味で、お人形さんみたいと言われてしまいます。
こちらも似合っているかどうかよりも、メイクの特徴だけを捉えて、当たり障りのないように言っていたり、場合によっては、からかわれていたりすることもあります。
褒められているとは限らない
「お人形さんみたい」という言葉には、様座万意味がありました。
多くの場合、褒め言葉となるのですが、悪いニュアンスやからかいの意味で言っていることもあります。
相手がどのような意味でそれを言っているのかを知ることが大切ですので、それを見極めて、正しい意味を把握しましょう。