キョロ充にはどのような特徴があるのでしょう。
この記事では、キョロ充の意味や診断チェック・テスト、リア充との違い、ファッションの特徴、キョロ充の一日・エピソード・あるある、キョロ充をやめたい大学生などの対処法などについて解説していきます。
キョロ充を卒業したい人はこの記事を参考にして、リア充へと変身していきましょう。
もくじ
キョロ充の意味とは?
キョロ充とは、とにかく1人になるのを避けるために、大学などで辺りをキョロキョロ見渡し、知り合いを探している人のことを指す言葉です。
1人になるのが怖く、恥ずかしいため、友達をいつでも探すのですが、そのキョロキョロしている姿を頻繁に目撃されるため、このように呼ばれるようになりました。
キョロ充はプライドが高いため、人からぼっちだと思われたくないという強い思いがあります。
そのため、1人になるとすぐに友達を探すのですが、たいして友達だとは思われていないグループにも無理やり居座ることもあるため、煙たがれることも多いです。
キョロ充は自分のことをリア充だと思い込んでいるのですが、本物のリア充からは見下されていることも多いため、注意が必要です。
1.キョロ充の語源とは?
キョロ充の語源は、自分をリア充だと思い込んでいるが、リア充は行わないキョロキョロとする行動を取ることからきています。
リア充とは、リアルな世界で充実した生活を送っている人のことを指す言葉です。
キョロ充はそのリア充になろうと必死に行動しますが、結果的にはリア充にはなれず、むしろ見下されてしまいます。
そのため、見下されたり、哀れんだりするときにキョロ充という言葉を使うのです。
2.キョロ充の同義語は?
キョロ充の同義語(類義語)は、似非リア充、自称リア充、偽リア充などとなります。
どの言葉も必死にリア充になろうとしているが、実際にはリア充にはなれていない人のことを指す言葉です。
また、リア充だと嘘をつき、その嘘を守るために必死に隠れながら生活をしている人もいます。
キョロ充を診断チェック!24項目でテスト
自分がキョロ充なのかどうかチェックしたいという人もいるでしょう。そこでここからは、キョロ充診断チェックを紹介していきます。
以下の24個の項目の中から、自分がいくつ当てはまるかテストしてみてください。
- 大学内で1人で行動するのが苦手だ
- SNSを1日5回以上チェックする
- 流行に詳しい
- 飲み会に誘われなくなった
- 飲み会に誘われないと不安だ
- 飲み会があったら全て参加したい
- 言いたいことがあってもなかなか言えない
- 友達の予定が気になる
- 1人で講義を受けている姿をできるだけ人に見られたくない
- 誰かの意見に合わせてしまう
- 友達のファッションをマネしたことがある
- 絶対にキョロ充だと思われたくない
- 絶対にボッチだと思われたくない
- 自分は絶対にリア充だ
- 友達のSNSの投稿に必ず「いいね」をつける
- 誘われることよりも誘うことのほうが多い
- ラインを送ったときにいつまでも既読がつかないと不安になる
- 「恋人がいる」と嘘をついたことがある
- 友達の数を多めに申告している
- 過去にぼっちになったことがある
- バイトよりも飲み会を優先する
- 金銭的にピンチでも飲み会に行く
- ダサい人を見ると馬鹿にしたくなる
- 相手がリア充ではないと知ると安心する
1.【0~6個にチェック】あなたはキョロ充ではありません。
0~6個にチェックがあったあなたはキョロ充ではありません。
しっかりリアルが充実しますし、リア充ではなかったとしても、自分を偽らずに生活できていることでしょう。
自分という存在をしっかり確立できているため、あなたのことを尊敬している人もいるかもしれません。
2.【7~12個にチェック】あなたはキョロ充予備軍です。
7~12個にチェックがあったあなたはキョロ充予備軍です。
完全なキョロ充ではありませんが、1人になると不安を感じやすかったり、リア充に仲間入りしたいという思いを抱いていたりするのでしょう。
気質的にキョロ充になりやすい部分があるため、注意が必要です。
3.【13~18個にチェック】あなたはキョロ充です。
13~18個にチェックがあったあなたはキョロ充です。
あなた自身は自分のことをキョロ充だと認識していないかもしれませんが、本物のリア充からはキョロ充認定されていることでしょう。
もしかしたら疎ましく思われている可能性もあるため、注意しておきましょう。
4.【19~24個にチェック】あなたは金メダル級のキョロ充です。
19~24個にチェックがあったあなたは金メダル級のキョロ充です。
あなたは根っからのキョロ充であり、その性格が体に染み付いているようです。
大学だけでなく、会社や趣味の場などでもキョロ充になってしまう可能性があるため、自分の性格を改善する努力をしてみましょう。
キョロ充とリア充の違いとは?
キョロ充とリア充は似た言葉ですが、その意味は真逆です。
しかしキョロ充はリア充のような立ち振る舞いをするため、見分けがつかないこともあるでしょう。
そこでここからは、キョロ充とリア充の違いについて解説していきます。
1.恋人がいる人といない人
キョロ充とリア充の違いの1つとして「恋人がいる人といない人」ということが挙げられます。
リア充は友達や恋人などの人間関係が充実しているため、恋人がいる人が多いですが、キョロ充は人からの視線や評価を気にしすぎて、作った自分で日常を過ごしているため、上辺だけの人間関係しか築くことができません。
そのため、他のリア充の友達のように「自分も恋人が欲しい」と思っていても、実際は恋人がいない人が多く、できたとしても長続きしないなどの状況に陥る人が多いのです。
2.熱中する趣味やスポーツがあるかどうか
キョロ充とリア充の違いの1つに「熱中する趣味やスポーツがあるかどうか」ということも挙げられます。
リア充は日常生活の中で趣味やスポーツなどの好きなこと、挑戦したいことに取り組み、1人もしくは複数名で楽しむ時間を持っています。
しかし、キョロ充は自分が何をしたら良いのか、何をしたいのかが全くわからず、何もできないまたは、日常を充実しているように見せたいがために、周りのリア充の趣味に合わせてみたりします。
ですが、本当に興味のあることではないため、心から楽しむことはできず、その作られた趣味に対する熱量も長続きはしないのです。
3.無理をしている人としていない人
キョロ充はどことなく無理をして仲間に溶け込もうとしている感じがあり、リア充は無理をせず自分がやりたいことをやり、本当に心から仲が良い人たちと集まっています。
本当のリア充は友達がいるかどうかはあまり気にしていません。部活でも趣味でもなんでも良いのですが、1つの対象に熱中しているうちに仲間が集まってきて、コミュニティが出来ているような感じです。
それに対してキョロ充は仲間を作りたいがために好きでもない趣味をやったりサークルに参加しようとする特徴があります。
4.友達の人数
キョロ充とリア充では「友達の人数」にも差があります。リア充は友人関係も充実しているため、友達の人数がとにかく多く、その交友関係も幅広いです。
しかしキョロ充は、基本的にリア充や、みんなから一目置かれているような偉いもしくは人気があるような人としか友達になろうとしません。
自分が他人から見て、リア充と思われるような人しか身の回りに置かないため、交友関係は狭く、加えて、そのような人たちと上辺だけの関係しか築けないため、友達と言える人はとても少ないのです。
5.人のマネをしているかどうか
キョロ充とリア充の違いは「人のマネをしているかどうか」ということも挙げられます。
リア充はファッションや持ち物、趣味などが、トレンドなものだったり、自分の好きなものであったりと、何事にも自分らしいこだわりを持っています。
しかしキョロ充は、自分らしいこだわりというものはなく、基本的に周りのリア充から影響を受けてそれらのものを真似していきます。
1つや2つなんてものではなく、ファッションや持ち物、趣味はもちろんですが、好きなお店や言葉遣い、髪型など多くのことが人のマネで固められており、リア充になるため、周りに自分をリア充と思ってもらうために日々一生懸命なのです。
キョロ充の特徴16つ!キョロ充大学生の見た目や性格
キョロ充には様々な特徴が、見た目や性格、行動に表れます。
そこでここからは、キョロ充にある様々な特徴について紹介していきます。
1.いつもキョロキョロしている
その名が示す通り、キョロ充にはいつもキョロキョロしているという特徴があります。
大学や食堂などで友達をいないかいつでも探しているため、とにかく辺りを見渡すのです。
そして知り合いを見つけたら嬉しそうに、その人たちのところへ駆けつけますが、駆けつけられたほうは笑顔がないことも多いです。
それだけ友達を欲しているのに、自分が駆けつけてばかりで、駆けつけられる立場になれないという悲しい特徴もあります。
2.周りからどう見られているか気にする
キョロ充の人は周りの目を著しく気にします。トレンドに乗っかれている、しっかり最先端の流行りを使えている等の周りの評価をとても大事にするのです。
リア充はあまり周りの意見を気にせずに本当にやりたい事をやっています。そんなリア充を、キョロ充は必死にマネして同じような評価を得ようするため、疎まれる存在となってしまうのです。
3.一人になると大人しくなる
キョロ充は一人になると途端に大人しくなります。所詮リア充の後ろをくっついて歩いているだけの存在なので、頼みのリア充の面々が居なくなってしまっては何もすることはできません。
彼らは「自分は陰キャと違う」ということでプライドを守っているようですが、一人でいても何とも思っていない陰キャの方がまだ自分をしっかり持っていると言えるでしょう。
陰キャを見下すあまり、陰キャ側からも良く思われていないので一番孤独な存在と言えるかもしれません。
4.知ったかぶりをする
キョロ充はよく知ったかぶりをします。「そんなことも知らないの」と言われ馬鹿にされることを恐れているからです。
キョロ充はリア充以上にプライドが高く、それを保つためにかなり見栄を張り続けています。
自分でもその空虚さに気付いてはいますがなかなか馬鹿にされている自分を認められないがために、知ったかぶりをしてしまうのです。
うすうす周りもそれに気づいており、陰では嘲笑されているので無意味な虚勢と言えるでしょう。
5.SNSをマメに更新する
キョロ充はSNSをマメに更新しています。自分がリア充達に乗り遅れることを恐れているのと、暇な時間にこれと言って熱中出来ることがないというのが大きな要因です。
リア充もSNSが好きな傾向がありますが、キョロ充はそれよりさらに高い頻度で更新しています。
書く内容も大体「○○と遊んだ」など、いかに自分がリア充であるかをアピールしてくるような内容が多いです。
そのため、いいねなどがあまり付かず、コンプレックスに感じている事もあります。
6.ぼっちの人を馬鹿にする
キョロ充の典型的な特徴として、ぼっちの人を馬鹿にするという点が挙げられます。
キョロ充はぼっちになることを何より恐れているので、馬鹿にすることで自分の心の安寧を保っています。
しかしぼっちからも実は見下されているという事にキョロ充は気付いていません。
ぼっちはどちらかというと好きで一人でいることが多いので意外と心は充実していることが多いです。
それに比べてキョロ充は人を見下さなければ自分を保っていけないような存在なので、いつも心には虚しさを抱えています。
7.話がつまらない
キョロ充の話はつまらない事が多いです。そもそも、キョロ充自体何か他人を楽しませられるようなネタを持ち合わせていないため、必然的に面白い話が出来なくなります。
当たり障りのないような他人をネタにするような話しかできないのです。自分自身が何も誇れるものが無く、説得力が無いような話が大半を占めます。
そのため、聞いている相手もどんどんうんざりしていき、最終的には話半分でしか聞いてもらえなくなっていきます。
8.自分から話しかけることができない
キョロ充は基本的に友達同士でつるんでいるときは強気で自身に溢れているように見えるのですが、いざ一人になってしまうと途端に無口になりうつむいてスマホをいじったりします。
ですので、キョロ充の人というのは自分から積極的に話しかけに行くことは出来ず、友達同士でいるときだけ集団の中の1人という立場を利用して誰かに話しかけることが出来るのです。
9.誘われないと異常なほどに傷つく
キョロ充は誘われないと異常なほどに傷つきます。自分が他人にどう思われているかを異常に気にするので、誘いが無いと「ハブられている」という気持ちになってしまい落ち込んでしまうのです。
実際は悪意があるわけではなくても、キョロ充は傷つきやすいので勝手にダメージを受けていることが多いです。
急にキョロ充の機嫌が悪くなった時は、大体こちらの意図しないことで勝手に機嫌が悪くなっているケースが多いです。
自分があまり誘われない、誘ってもあまり必要とされていないと感じると急に機嫌が悪くなります。
10.ラインやメールを何度も確認する
キョロ充はラインやメールを何度も確認するという特徴があります。誰かとの繋がりを求めているためにこのような行動を取っています。
リア充はラインをよくしているという偏った知識がキョロ充にはあるため、マネごとをしたいという心理からこういう行動をしてしまいます。
そして誰からもメッセージが来ていないことに気付くと落胆します。
リア充以上に自分がリア充っぽい行動が出来ているかという事にこだわるため、ラインなどはキョロ充にとってはかなりのウエイトを占めるツールだと言えます。
11.リア充アピールがしつこい
リア充アピールがしつこいのがキョロ充の最大の特徴です。聞いてもいないのに「友達と遊びに行った」等のアピールをしてくるので周りはとても迷惑していることが多いです。
とにかく自分がリア充であると信じ込むために周りを巻き込んでいます。傍から見ればかなり痛々しい光景に見えるでしょう。
しかし客観的な視点も持ち合わせていないため、自分がどう思われているか気付かないのです。
リア充以上にリア充アピールを必死にしている光景はとても虚しいものだと言えるでしょう。
12.自分の意見がない
必死にリア充グループに溶け込もうとしているキョロ充は、相手の顔色を伺い、自分の意見をはっきり言わず、相手の意見に合わすといった特徴がみられます。
特に一人になった時は自分に自信が持てないので、意見を言う事が出来ない事が多いです。
リア充グループで権力の高い人間の横にいる時は、あたかも自分の意見のように話し出したりしますが、実際はグループの権力が高い人の顔色をキョロキョロと伺い、その人の意見を自分の意見かのように代弁しているにすぎないのです。
13.相手によって態度が変わる
キョロ充の特徴の1つとして「相手によって態度が変わる」ことが挙げられます。
キョロ充は、リア充な人を好む傾向にあるため、そういった人にはとことん媚を売ったり、下手に出てとにかく機嫌を取ろうとします。
反対に大人しい人や自分にプラスの影響がないと思うような人には、態度が悪く、横柄に振る舞うことが多いです。
むしろそういった人たちのことを下に見ているため、悪く言いがちで、自分の立場の強さを主張します。相手によって態度が大きく変わるため周りからの印象もよくありません。
14.笑顔が嘘くさい
笑顔が嘘くさいキョロ充は結構多いです。キョロ充は頑張ってリア充に付いて行こうとするため、楽しくないときでも無理をして笑っています。
自分でも雰囲気を悪くしてしまったらぼっちになるという事を分かっているため、ずっと愛想笑いを止められないでいます。その結果、自分は何が楽しいのか自分でも分からなくなっていきます。
周囲から見ても無理をしているのはすぐにわかってしまうため、かなり虚しい努力であると言えるでしょう。
15.空気を読めない
キョロ充は意外と空気を読めない事が多いです。自分ではすごく空気の読める人だと思い込んでいるので、余計にタチが悪いです。
本心から相手と会話することが少ないので相手の真意を感じ取る能力に欠けています。そのため、相手の神経を逆なでするような発言を平気でするのです。
普段当たり障りのない行動しかしないため、逆に空気を読む能力が欠けてしまったと言えるでしょう。言い換えれば人の心を感じ取る能力に欠けているとも言えます。
16.自分の意見を持っていない
キョロ充は自分の意見を持っていない事が多いです。リア充の言いなりになることしかできないため、誰かに同調するような発言しかすることが出来ません。
自分の意見を求められた時には、何も答えられずオドオドしてしまいます。
自分の意見を持っていたとしても反論されることを必要以上に恐れているため、声に出して発言をすることはありません。
それが原因でストレスを溜め、SNSなどに不満を吐き出している事が多いです。