ペットロスになっている人を見て、正直「うざい」と思ってしまうという人もいるでしょう。
そんなことを言うと、周囲の人からは「ひどい」と言われてしまうものですよね。
では、そもそもペットロスを「うざい!」と思ってしまうのは、なぜなのでしょうか。
ペットロスを「うざい!」と思ってしまう理由3つ
ペットロスをうざいと思ってしまうのは、なぜなのでしょうか。そこでここからは、ペットロスをうざいと思ってしまう理由について解説していきます。
1.悲しみを共感できない
ペットロスをうざいと思ってしまう理由としては、悲しみを共感できないからというものがあります。
そもそもペットがいなくなったところで、なぜ悲しいのかわからないのです。
ペットを飼ったことがない人や、そもそも動物がそこまで好きではないという人からすれば、ペットがいなくなったことに対する悲しみが理解できません。
「ペットは家族だから」と言われても、いまいちピンとこないのです。
そのため、ペットロスで悲しんでいる人を見ると、「そんなことで悲しむなよ」と思ってしまいます。
ペットを飼っている人からすれば、当然理解できる悲しみなのですが、そうではない人からすると理解できない種類の悲しみなため、うざいと思ってしまうのです。
2.人間と動物は別物という根本的な考え
ペットロスをうざいと思ってしまう人には、人間と動物は別物という根本的な考えがあることも多いです。
親しい人や家族が亡くなってしまったら悲しいというのは、当然理解できます。
しかし動物の場合、人間ではないため、そこまで悲しみや喪失感を感じるということ自体、意味がわからないと思ってしまうのです。
このタイプの人は、人間ではないものに対して、感情移入することがありません。
人間であれば共感できるのですが、ペットを人間のように感じることがないため、悲しんでいる人を見ると「なんで悲しいの?」と疑問を持ってしまいます。
その結果、うざいと思ってしまうのです。
3.偽善者に見えてしまう
偽善者に見えてしまうというのも、ペットロスをうざいと思ってしまう理由です。
ペットロスをうざいと思ってしまう人は、そもそもペットが亡くなる悲しみを理解できません。
そうなると、ペットロスで悲しんでいる人を、嘘つきだと感じてしまいます。
つまり、悲しんでいるフリをして周囲からの優しい言葉を引き出し、注目されたがっている人と思ってしまうのです。
そのようにして、ペットロスの人たちを偽善者扱いしてしまうため、心の中で「うざい」と思ってしまいます。
動物が亡くなって悲しいはずがないという根底の感情があるからこそ、このようにしてペットロスの人たちは斜めから見てしまうのです。
ペットロスが「うざい!」と思う人は共感できなくても理解しよう
ペットロスになった人を「うざい!」と、どうしても思ってしまうという人もいるでしょう。
そのような人は、ペットに対してそこまで思い入れがないのですから、共感できないのも仕方ないですよね。
そのため、あなた自身がペットに対して思い入れを持つ必要はありませんし、ペットロスの人にあえて共感する必要もありません。
しかし、ペットを家族同然に思う人が世の中には存在するということを、理解しましょう。
あなたにはあなたの考えがあるように、他人には他人の考えがありますよね。
あなた自身の考えが尊重されるように、他人の考えも尊重されるべきです。
そのため、自分とは違うそのような考えを持ち、そのことで傷つく人がいるということを理解し、「うざい」とは言わないようにしてください。
無理にあなたがその人を慰めてあげなければいけないわけではありませんが、否定もしないようにして、うまく共存していきましょう。
ペットへの思い入れが薄い
ペットロスをうざいと思ってしまう人は、ペットへの思い入れが薄い人であることが多いです。
しかしあえて、ペットロスになった人に悪口を言う必要はないでしょう。
本人たちは本気で悲しんでいるため、その気持ちがわからないなら、わからないなりの振る舞い方をしてください。