ケチな人に出会ったことがあるという人も多いでしょう。
しかしそもそも、なぜ人はケチになってしまうのでしょうか。
そこで今回は、ケチな人の育ち方について解説していきます。
ケチな人は育ちが悪い?
ケチな人が周りにいるという人もいるでしょう。
彼氏が1円単位でワリカンしてくる人だった。
同僚が、絶対に割引商品しか買わない。
お金はあるはずなのに、貧乏生活をしている人がいる。
このようにして、なぜか異常なほどお金に細かい人っていますよね。
お金がないのであればケチになってしまうのもわかりますが、そうではないのにお金を使わない人がいます。
なぜ、このような人たちは、ケチな性格になってしまったのでしょうか。
ケチな人の育ちとは?3つのパターン
ケチな人はどのような育ち方をしたことで、そのような性格になってしまったのでしょう。さっそく紹介していきます。
1.家が貧乏だった
ケチな人の育ちとしては、家が貧乏だったというものが挙げられます。
家が貧乏で、ほとんどお小遣いももらえず、欲しいものも買ってもらえない環境で育った人もいますよね。
そのような人は、常にお金が足りない状態で過ごしていたことで、お金の価値観が普通とはズレてしまいます。
大人になってお金を持つようになっても、その価値観は変わらないため、ケチになってしまうのです。
また、貧乏な家庭だと、両親がお金に細かい性格であることも多いですよね。
そのような両親の価値観をそのまま受け継ぐ形で、ケチになってしまう人もいます。
このような人は、お金を無駄に使うことに、罪悪感すら覚えることもあるため、なかなか直らないものです。
2.両親が厳しかった
両親が厳しかったというのも、ケチな人の育ちです。
両親が厳しくて、細かく様々なルールを決められて育ったという人もいますよね。
そのような場合、お金を自由に使えなかったり、満足のいくお小遣いをもらえていなかったりすることがあります。
そうなると、お金に細かくなってしまい、それが大人になっても直らなくなってしまうのです。
また、親が厳しいと、それだけ細かい性格、良く言えばしっかりした性格になることも多いです。
ケチと言うと悪く聞こえますが、見方を変えればしっかりした人ですし、無駄遣いをしない立派な大人ですよね。
そのため、親の教育によってしっかりお金の管理ができるようになった結果、周りからはケチと言われてしまうこともあるのです。
3.人間関係のトラウマ
ケチな人の中には、単純にお金を貯めることに喜びを感じる人もいます。
お金を貯めて何か買いたいわけではなく、目的はないのですが、お金を貯めることをある意味では趣味としているような人です。
このような性格になってしまった人は、どこかでお金は裏切らないという考えがあることがあります。
子供の頃にイジメられていたり、親から裏切られたりというような、人間関係でのトラウマがあると、人を信用できなくなってしまうものです。
それにより、絶対に裏切らないものを信用するようになった結果、お金を貯めることが趣味になることがあります。
必ずしも貧乏とは限らない
貧乏が原因でお金に細かくなることもありますが、必ずしも貧乏だったとは限りません。
裕福な家庭に育っても、ケチになってしまう人はいます。
逆に言えば、お金をしっかり管理できる人でもあるため、このような人たちを毛嫌いせずに理解してあげることも大切です。