空気を読むのがくだらないと思っている人は少なくありません。
実際に空気を読む必要がないと感じ、空気を読むのをやめた人たちもいます。
そこで今回は、空気を読むのがくだらない理由について解説していきます。
空気を読む必要がない・空気を読むのをやめた人々
空気を読むことをくだらないと感じている人は、たくさんいます。
世の中的には、空気を読むことは大事なことだとされていますよね。
実際に空気が読めない人は、集団の中で拒絶されてしまうこともあります。
しかし空気を読むことが重要視される世の中に、疑問を感じている人々もたくさんいます。
空気を読むことはけっして良いことばかりではないのです。
では、そのような空気を読むことをくだらないと考える人は、どのような理由でそう思うのでしょうか。
空気を読むのがくだらない理由3つ
空気を読むことには、様々なデメリットもあります。そこでここからは、空気を読むデメリット、空気を読むのがくだらない理由について解説していきましょう。
1.空気を読んだせいで行動力がなくなる
空気を読むのがくだらない理由としては、空気を読んだせいで行動力がなくなるというものがあります。
周りの空気を読みながら行動すると、自分の行動を周りに合わせるようになりますよね。
そうなると、自分が何かをしたいときに、自分の意思で行動を開始できなくなってしまいます。
また、空気を読むことばかりに気が向いてしまい、行動するタイミングを見逃してしまうこともあるものです。
このようにして、空気ばかりを読んでいると行動力が失われてしまい、結果何も行動しないまま長い時間を無駄にしてしまうことになります。
周りの空気を良い意味で読まず、自分がやるべきだと感じたタイミングでやることで、成功は勝ち取ることができるものです。
他の人と同じ行動を取っていれば、競争社会で勝ち抜くことはできないため、空気を読むことはくだらないことだと思う人もいるのです。
2.空気を読んで行動し続けるとオリジナル性がなくなる
日本人はもともと協調性を大切にする民族だといわれています。
人間関係を円滑にする上で、空気を読んだ行動をすることは重要です。
しかし、空気を読んだ行動をし続けることで、その人の個性やオリジナル性がなくなってしまう恐れがあります。
空気を読もうとすることは、周りの意見を聞いてそれに合わせることです。
もしも周りの意見が自分の意見と違っていた場合、空気を読むことは「同調圧力に屈する」と言い換えることができます。
空気を読んだ行動をし続けると、常に周りの意見に従わなければならないというプレッシャーがかかってきます。
そのうち多数派に賛同してもらえる意見しか出せなくなり、自分の意見や意思を表に出せなくなってしまいます。
そうすることで、自分の個性やオリジナル性がなくなってしまうのです。
3.言葉で伝えようとする努力をしなくなる
空気を読むことが当たり前という空気が蔓延すると、言葉で伝えようとする努力をしなくなるという弊害も出てきます。
何かやってはいけないことがあったとして、それをなんとなくみんな空気で感じ取っているとしましょう。
しかし、新人などであれば、その場の空気はまだ読めないものですので、それがわかりません。
空気を読むことが当たり前な状況の場合、この新人に対して、言葉で伝えれば理解してもらえるにも関わらず、空気を読めているはずだという前提があるため、何も伝えなくなってしまいます。
その結果、その新人が大きなミスをしてしまうこともあるでしょう。
いくら空気を読めたとしても、言葉で伝えなければ伝わりようのないことがたくさんありますよね。
空気を読むことを重要視すると、自分の気持ちや考えを言葉にしない癖がついてしまうため、勘違いやすれ違いなどを誘発しやすいのです。
空気に支配されないように
空気を読むのがくだらない理由を紹介してきましたが、空気を読むことが大切な場面も確かに存在します。
しかし空気を読んでマイナスな結果となれば、それはデメリットでしかありません。
つまり、空気を読むのは大事だけど、空気に支配されてはいけないということですので、それを心掛けておきましょう。