もくじ
仕事ができないふりをすることにメリットを感じる人の心理
仕事ができないふりをする人には、どのような心理があるのでしょう。彼らがデメリットはあっても、仕事ができないふりをする理由を解説していきます。
1.お金さえもらえればやりがいを感じれなくても良い
仕事ができないふりをする人は、自分の力を60パーセント出して、それでお金がもらえるなら、やりがいやチャレンジを必要としないと考えます。
その人の価値観の中で、一番重要なものがお金で、やりがいはまったく必要ではないものなのです。このような価値観が心理に根付いていると、意地でも仕事をサボろうとします。
2.周りに迷惑をかけても何とも思わない
仕事ができないふりをすることにメリットを感じる人は、余計な仕事を頼まれることを面倒に感じています。そのため、必要最低限の仕事以外を受けないために、あえてできないふりをしているのです。
仕事に対してのやる気や熱意がないため、責任感がなく周りに迷惑をかけても何とも思いません。懸命に仕事を頑張っている人にとっては、非常に迷惑な存在です。
どんなに人手が足りない時でも、そのような人には重要な仕事を任せない方がいいでしょう。
3.プライドがない
仕事ができないふりをすることでメリットを感じている人の心理によく見られるのが、「プライド」が無いということです。
プライドが無いとはどういうことかといえば、自分が他人にどう思われてもかまわないから、とにかく楽をしたいということを意味します。
人目など気にせず、どれだけ嫌味を言われても良いと思っているということですので、ある意味では強いメンタルを持っているということになります。
4.他人の目を気にしない
仕事ができないふりをすることにメリットを感じる人の心理には、他人の目を気にしないという特徴があります。
仕事ができなければ、周りから疎ましい目を向けられるものです。直接悪口を言われたり、後輩になめられたりすることもあるでしょう。
しかしそのようなことなどまったく気にせず、仕事ができないふりをする人は、それを続けることができます。誰に何を思われても関係ないのです。
仕事ができないふりをする方法
仕事ができないふりをするメリットを知れば、実際にそれをやってみたいという人もいるでしょう。では、どのようにすれば仕事ができないふりができるのでしょうか。
1.とにかくミスをする
仕事ができないふりをするために有効なのは、とにかくミスをすることです。仕事ができない人というのは、とにかく間違いが多く、ミスをして周りに迷惑をかけます。
ミスを多発していれば、その印象は強く残り、「あの人は仕事ができないんだな」と周りから思われることは確実です。
ただし、深刻なミスをしてしまうと取り返しがつかなくなってしまうため、できるだけ軽度なミスをするようにしましょう。
2.「やり方がわからない」と何度も質問する
仕儀とができないふりをするときは、「仕事ができない」と「怠慢」は違うので、出勤時間・会議の時間・手続きなどの事務作業・約束事はしっかり守るように心がけましょう。
その上で、与えられた仕事に対して作業時間がかかる印象を植え付けてください。
「この作業はいつまでに完了させなければなりませんか?」と聞いて、真面目さをアピールしつつ、途中で間に合わないと訴えるのもいいです。
また、作業中に何度も「やり方がわからない」と質問するのも良いでしょう。そうすることで、真面目でありながらも仕事ができないという印象を持たせることができます。
3.テンパってみせる
仕事ができない人は、優先順位をつけることが苦手です。
複数の仕事を頼まれたときや予想外のことが起こったとき、どれから手を付けてよいのかわからず、慌ててしまいます。
テンパって時間を無駄に消費し続ける様子は、仕事ができない人の特徴そのものです。
資料を片っ端からひっくり返してみたり、頭を抱えてみたり、汗を拭くふりなどをしてみると、周囲にもテンパっている様子が伝わりやすく、仕事ができない人を演出できるでしょう。
仕事ができないふりをする人への印象
仕事ができないふりをあえてしている人に対して、周りの人はどのような印象を持つのでしょうか。良い印象があるはずがありませんが、具体的にどのように思われてしまうのか、解説していきます。
1.ずるい
仕事ができないふりをする人に対する印象として、非常に多いのが「ずるい」という印象です。
真面目に仕事に取り組んでいる人からすれば「私だって楽になりたいのに、なんであの人だけ」と思ってしまうでしょう。
周りの人たちはその人のことを本当に仕事ができない人と思っていますが、それでも楽な仕事をしているのは許せないものです。そのため、ずるいと思われてしまいます。
2.仲良くしたいと思わない
仕事ができないふりをする人に対して「仲良くしたいと思わない」という人も多いです。
仕事ができない人と仲良くすれば、自分も仕事ができないように思われてしまいます。さらに仕事ができないと思われている人は、社内の人間関係も悪いものです。
そのため、仕事ができないふりをする人と仲良くすると、自分も不利益を被りそうな気がするため、仲良くしたいとは思わないのです。
3.全てが嘘に見える
仕事ができないふりをしていることがバレてしまうと、一気に信頼を失ってしまいます。本人としては軽い気持ちでも、周りからすればただの嘘でしかありません。
なかには本当のミスもあったとしても、周りの人はこれまでの全てが嘘だったと考えてしまうでしょう。そのため、言葉の一つ一つが胡散臭く思えてしまい、何も信じられなくなるのです。
仕事ができないふりをすればやりがいを失う
仕事ができないふりをするメリットについて解説してきましたが、どちらを選ぶのかはあなた次第です。
仕事を頑張りたいという人は精一杯仕事をすれば良いですし、仕事は給料さえもらえれば良いと考えるのであれば、仕事ができないふりをするのも良いでしょう。
しかし仕事ができないふりをすれば、やりがいを手に入れる大きなチャンスを逃すことになります。それも一つの不幸ですので、よく考えて、どう立ち回るか考えましょう。