社畜あるある10選

社畜には社畜だけが共感できるあるあるが存在します。悲しいあるあるですが、これに共感して少しでも普段のストレスを解消していきましょう。

1.社畜である自分を誇りに思っている

社畜と聞くと、会社に搾取され続ける家畜のような存在と考える方も多いと思いますが、実は本人にとってはそうとも限りません。社畜の中には、望んで社畜であることを選択している「企業戦士」という存在がいるのです。彼らは社畜である自分に誇りを持っています。自分の仕事が周囲に認められ、会社の業績が上がることに喜びを感じています。

2.理不尽であっても上司の命令は絶対

社畜にとっては会社こそが人生であり、会社での評価こそが自分のアイデンティティです。そのため、社畜は大抵上司に良い顔をしようとします。たとえ、理不尽であっても、上司の命令には絶対に従おうと努力するのです。

それによって、自分が不利益を被ることになったとしても、会社での評価が上がると思えば社畜にとっては痛くも痒くもありません。そうやって出世していく社畜は、いずれ自分の部下にも同じように理不尽な命令を下すようになっていきます。

3.パシリのような仕事を押し付けられる

社畜あるあるとしては、走りのような仕事を押し付けられるというものがあります。社畜は仕事を一生懸命頑張るのですが、必ずしも仕事ができるわけではありません。むしろ同僚や上司から、仕事ができない人として見下されていることも多いのです。

仕事はできないが、長時間働いてくれる存在ですので、自然と他の人がやりたくない仕事を任されることになります。いわば泥をかぶらせられる存在なのです。このあるあるに心当たりがある人は、社畜の可能性があるため注意しておきましょう。

4.陰で馬鹿にされている

実は社畜には周囲から馬鹿にされているというあるあるがあります。周囲に迷惑をかけまいと、自分の力量以上の仕事を抱え込んだりサービス残業などに勤しんでいても、周囲はなかなか社畜のことを理解してはくれないものです。社畜以外の人間は、出来るだけ楽をして成果をあげたい、ほどほどに仕事をこなし私生活を充実させたいと思っていることが多いからです。

特にプライベートと仕事をきっちり区別するのが良しとされている会社の場合、社畜のような仕事人間は哀れみの対象となります。そして度を越して仕事にのめり込む姿に実は陰でドン引きされているということに、社畜は気付かないというのも一つのあるあるです。

5.「今日で20連勤!」などの自慢ツイートをする

社畜にとっては、忙しさこそステータスであり、アイデンティティでもあります。辛い仕事が続けば続くほど、社畜の人生は輝きを増すのです。そのため、「今日で20連勤」や「睡眠時間2時間」のようなツイートを思わずしてしまいます。

6.体調不良でも出社する自分に酔いしれる

社畜に染まってしまうと熱が39度あっても、インフルエンザであっても、マスクをして咳き込みながら仕事をします。「体調不良でも出社している自分は責任感があってえらい」という心理を社畜は持っているからです。一見辛そうではあるのですが、社畜であればこんなときも心は満たされているものなのです。

7.祝日という概念がない

社畜あるあるとして、祝日という概念がないというものがあります。祝日は休みの会社も多く、たいていの人は嬉々として貴重な平日の休みを楽しみます。しかし、社畜はそもそも休むことが嫌いです。

祝日にのんびり休んでしまうと、その分の仕事が他の出勤日にズレこんでしまうことを危惧している人も多いですが、なんとなく休むことに罪悪感を感じる人もいます。そのため、祝日が休みであっても、自宅や会社で仕事をしてしまう場合が多いのです。

8.恋人に見切りをつけられる

社畜は会社や仕事に人生を捧げています。彼らは私生活を犠牲にしてでも仕事をしなければならないという使命感に燃えているのです。そのため、たびたび恋人とのデートや約束などを仕事を理由にキャンセルしてしまいます。結果、恋人に見切りをつけられるという悲しいあるあるができてしまうのです。

9.休日でもラインやSNSで上司と絡んでいる

社畜あるあるとして休日でもラインやSNSで上司と絡んでいるというものがあります。社畜は休日でも仕事のことばかり考えているものです。そのため休日に仕事ができなければ、仕事に役立てるための人脈作りに励みます。上司のSNSに「いいね!」をつけ、コメントをし、時には上司の趣味に付き合うこともあるのです。まさに社畜の鏡といえますが、実際のところ上司からは便利な部下としか思われていないため、出世することはありません。

10.いつの間にか後輩が上司になっている

社畜は寝食忘れて熱心に仕事に取り組みますので、出世が早いように思いますが実はその逆です。彼らは残業や休日出勤までして目の前の仕事をこなすことに必死になるあまり、仕事の効率化というものが疎かになりがちです。周囲に頼ることも苦手ですし、また周囲には自分同様社畜になることを期待してしまうので、仕事仲間との関係が悪化していくことも少なくありません。

そのような状態では、いくらバリバリ業務をこなしていたとしても、人の上に立つ仕事はできません。そのため、いつの間にか同期どころか後輩が上司になってしまったという場合も多くあります。